ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

読書・本

前期高齢者になってからの引越し「たりる生活」

群ようこさんの 「たりる生活」 を読みました。 前期高齢者になった群ようこさん。 大きな部屋から少し小さな部屋へのお引越しにまつわるエッセイです。 物の処分をしても 引越し荷物が段ボール130箱分にもなってしまい 引っ越してからも荷物の整理に時間…

認知のゆがみ「ケーキの切れない非行少年たち」

宮口幸治さんの 「ケーキの切れない非行少年たち」 を読みました。 コミック版です。 (原作 宮口幸治 漫画 鈴木マサカズ) 実はこの題名が話題になった時 ↓↓↓この本を パラパラとは見たのですが 読み進めることができませんでした。 コミック版だとすいすい…

明日は我が身か夢かうつつか 「老害の人」

内館牧子さんの 「老害の人」 を読みました。 おもしろかったあ。 後半からは一気読みでした。 前半は 老害に困る場面が描かれていて ちょっとイライラ。 同じ内容の長話を何回も聞かされている気分。 昔の自慢話を何回も長い間 聞きたくない。 主な登場人物…

無職の生活ってこんなもの 「今日はいい天気ですね。」(れんげ荘物語第7弾)

群ようこさんの 「今日はいい天気ですね。」 を読みました。 れんげ荘物語第7弾は 春からスタートします。 それが ちょうど今読んでいる季節とぴったりです。 子どもたちからは「たおれ荘」ともいわれている 古いアパート「れんげ荘」に住んでいるキョウコ…

FIREする人される人「ここだけのお金の使いかた」より

7名の作家による お金にまつわる短篇集 「ここだけのお金の使いかた」 を読んでいます。 この本は文庫本。 何度かTwitterなどで目にしていて 単行本だと勘違いしていました。 でも図書館で運よく新刊本のところで見つけることができました。 百万円分の無駄…

ワタシも「スマホになじんでおりません」

群ようこさんの 「スマホになじんでおりません」 を読みました。 スマホにまつわるエッセイです。 群ようこさんのスマホに対する考え方は ワタシも共感するところが多かったです。 似ているなあと思った点は スマホを持ちたくなかったところ。 これは少数派…

やさしいやさしい物語「月の立つ林で」

青山美智子さんの 「月の立つ林で」 を読みました。 やさしいやさしい物語でした。 月の光を浴びたような やさしいおだやかな気分。 一章 誰かの朔(本看護師) 二章 レゴリス(芸人) 三章 お天道様(二輪自動車整備士) 四章 ウミガメ(女子高生) 五章 針…

リボ払いは怖いね〜「財布は踊る」とドラマ版「三千円の使いかた」

原田ひ香さんの 「財布は踊る」 を読みました。 おもしろかった〜。 出版された日としては逆でしたが 「老人ホテル」を読んでから 「財布は躍る」を読んだのがよかったのかも。 ワタシとしては「老人ホテル」で読みたかったその先が 「財布は躍る」で読めた…

金持ちになる方法を知りたい「老人ホテル」

原田ひ香さんの 「老人ホテル」を読みました。 主人公は日村天使(えんじぇる←本名) ホテルの清掃員。 ここで働く目的は 108号室に長期滞在している綾小路光子に 金持ちになる方法を教えてもらうため。 この綾小路光子に教えてもらうまでが長かった。 部…

早期退職して2年目に「働かないの」を再読する

群ようこさんのれんげ荘物語第2弾 「働かないの」 を再読しました。 れんげ荘物語シリーズは第4弾までは 早期退職をする前に文庫本を購入して読みました。 1 れんげ荘 2 働かないの 3 ネコと昼寝 4 散歩するネコ 5 おたがいさま 6 おネコさま御一行 …

大雪(たいせつ)の朝と「れんげ荘」

二十四節気大雪の朝。 今期の最低気温を更新したという。 九州の南でも氷点下を観測したところもあるとか。 この辺りはどうだったのかと ウェザーニュースを見ると外気温4℃だったみたい。 だんだん冬も本格的になってくるのだな。 室温も10℃と低く 部屋も…

忙しいと太るのかもね「あなたのゼイ肉、落とします」

柿谷美雨さんの 「あなたのゼイ肉、落とします」 を読みました。 ケース1 園田乃梨子 49歳 ケース2 錦小路小菊 18歳 ケース3 吉田智也 32歳 ケース4 前田悠太 10歳 4人のダイエットに関する短編集。 普通のダイエットの話ではなく いい意味で裏…

本当に大どんでん返しだった「終活中毒」

秋吉理香子さんの 「終活中毒」 を読みました。 4つの短編からなる 終活にまつわるお話。 「大どんでん返し」とあるように 最後はどれもどんでん返しが用意されており 心地よい騙され感を味わえます。 短編が4つなのでさくさくと読み進められました。 SDGs…

76歳一人暮らし刑務所に入りたい「一橋桐子(76)の犯罪日記」

原田ひ香さんの 「一橋桐子(76)の犯罪日記」 を読みました。 この題名に(76)が入っているのは無視してはいけません。 76歳一人暮らしの一橋桐子さんが 犯罪を犯して刑務所に入りたいというお話。 始まりはNHKのドラマ。 ここ ↑ でちょっとドラ…

リタイア後はのんびりセカンドライフのはずが・・・垣谷美雨「あきらめません!」

垣谷美雨さんの 「あきらめません!」を読みました。 定年退職を迎えた霧島郁子さんが主人公。 リタイア後はのんびりセカンドライフを楽しむつもりが 夫の田舎に移住して いつのまにか議員に立候補することになるという話。 それにしても 出てくる出てくる男…

最初から読んでいこう「探偵ガリレオ」

東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」を読みました。 ドラマを先に見たので 原作本を読むのは避けていましたが 「透明な螺旋」と「むかし僕が死んだ家」を読んで 最初から読んでみようと思ったのでした。 原作 ドラマ 第一章 燃える もえる シーズン1 第一章 燃…

再読「透明な螺旋」と「むかし僕が死んだ家」

東野圭吾さんの 「透明な螺旋」を再読しました。 1年ぐらい前に読んで その後「むかし僕が死んだ家」をつい最近読んで また読みたくなったのです。 図書館に行ったら 運よく「透明な螺旋」があったので借りてきました。 そして ある観点を持って読むと 出て…

ホテルと仮面「マスカレード・ゲーム」

東野圭吾さんの 「マスカレード・ゲーム」を読みました。 ホテル・コルテシア東京が舞台の最新刊。 3つの殺人事件の被害者は皆 人を死なせたことのある者だった。 そしてそのそれぞれの遺族がホテルに宿泊することになり 4つ目の事件が起こるかもしれない…

僕とは誰なのか?「むかし僕が死んだ家」

東野圭吾さんの 「むかし僕が死んだ家」 を読みました。 「透明な螺旋」を読んだ後 この本を読んだ方がよいという どなたかのツイートを見かけて 読んでみたいと思っていたのです。 図書館で検索すると貸出可となっているのですが 東野圭吾さんの棚にはなく …

読んだら元気になる「メンタル強め美女 白川さん」

獅子さんの 「メンタル強め美女 白川さん」 を読みました。 テレビで紹介されているのを見て 読んでみたいと思って 図書館で検索したらありました。 ラッキー。 主人公は白川さん。 林檎ちゃんや町田さんが 白川さんの影響で どんどんポジティブになっていく…

ドラマと原作「禁断の魔術」

東野圭吾さんの 「禁断の魔術」を読みました。 文庫本 これは ドラマ化されると知り まだ読んでないと思って 図書館で借りてきた本。 ガリレオシリーズで 4つの短編からなっています。 第一章 透視す みとおす 第二章 曲球る まがる 第三章 念波る おくる …

食べることは生きること「おいしいごはんが食べられますように」

高瀬隼子さんの 「おいしいごはんが食べられますように」 を読みました。 登場人物 ・芦川さん 体調が悪くて早退するお詫びに手作りのお菓子を会社に持ってくる。 ・二谷さん 食べることに楽しみを見いだせない。 ・押尾さん がんばってしまうので芦川さんに…

このままだと日本消滅?出生率を上げるには?「結婚相手は抽選で」

垣谷 美雨 さんの 「結婚相手は抽選で」 を 読みました。 これと ちょっと似ていて もしも こんな法案が可決したら というお話。 ↑ 「七十歳死亡法案」 ↓ 「抽選見合い結婚法」 『抽選見合い結婚法』 25〜35歳までの男女で 残価や離婚歴がなく子供のいな…

フレデリックのように

レオ・レオニのフレデリックという絵本が好きです。 ちょっと「アリとキリギリス」の話に似ています。 フレデリックは キリギリスみたいに 夏の間 働いていないように見えます。 でも 冬になった時 フレデリックが夏に集めていたものが役に立つのです。 フレ…

憧れる老後 「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」

多良美智子さんの 「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」 を読みました。 話しかけられているような 読みやすい文章で さくさくと読み進められました。 一人暮らしをされている高齢の方のシニアライフが テレビ番組で紹介されているとよく見ます。 そ…

黄色いアサガオ「夢幻花」

東野圭吾さんの「夢幻花」を読みました。 この作品との出会いは珍しいルートでした。 いつもは 本の題名とか内容から 読みたいと思って借りてくるのですが 今回は 黄色いアサガオというキーワードを 検索してこの作品にたどり着きました。 黄色いアサガオの…

残された人には物語が必要だ・それが事実であっても違っていても  「残された人が編む物語」

桂望実さんの「残された人が編む物語」を読みました。 行方不明者捜索協会を訪れる依頼人と そこで働く西山静香さんの物語。 長い間 行方不明だった人について どうして いなくなったのか どんな生活をしていたのかを 残された人が探っていく話です。 第一話…

嫌なら逃げればよかったのに 「あのころ」

さくらももこさんの「あのころ」を読みました。 ちびまる子ちゃんで言うと 最初の頃の出来事をエッセイにしたようです。 「あのころ」三部作 さくらももこさんの小学校時代の話 1996年 「あのころ」 1997年 「まる子だった」 1998年 「ももこの…

とても読みやすい本でした 「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相

どうしてみんなが同じことを学ばなければならないのだろう 石崎洋司さんの だれも取り残さない台湾の天才IT相 「オードリー・タン」の誕生 を読みました。 児童書のところにおいてあった本。 図書館で借りてきて 午後から読み始め 夕方には読み終わりました…

ホテルのルームキーで図書館の本を借りられる未来

本好きな人なら 本に囲まれて眠りたい 図書館に泊まりたいって思ったことがあるのでは? 最近ブックホテルと呼ばれるホテルもあちらこちらにできて いつか泊まってみたいなと思っています。 croissant-online.jp あ〜泊まってみたい。 でも遠いな〜。 しかし…