ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

読書・本

母はどうして私を捨てたのだろうか? 「星を掬う」

町田そのこさんの「星を掬う」を読みました。 楽天 アマゾン 町田そのこさんの本を読むのは2冊目になります。 1冊目は「52ヘルツのクジラたち」でした。 こちらも DVの場面や虐待の場面が出てきて重いです。 読んでいて辛くなる場面が含まれます。 母…

一緒に歳をとる「わたしを支えるもの すーちゃんの人生」

益田ミリさんの 「わたしを支えるもの すーちゃんの人生」 を 図書館で見つけて 読みました。 コミックです。 すーちゃんシリーズの最新刊。 益田ミリさんは1969年生まれ。 同年代ということもあり 共感できる言葉が多い。 すーちゃんシリーズは昔から読…

自分は何かの役に立って生きているのかな「きみの隣りで」

益田ミリさんの「きみの隣りで」を読みました。 森の近くに住む早川さんと 街で働くマユミちゃんとせっちゃんの物語。 コミックです。 読み終わって最後のページを見て やっと「週末、森で」の続編だったことに気づきました。 そしてその本を持っているはず…

年金の疑問に答えてくれた本 「私の老後 私の年金」

図書館の新刊コーナーで見つけた本 「私の老後 私の年金」 この記事で ワタシは追加で未納分を納められると書いた時 ちょっと調べればできないってわかるのに(ちゃんと調べなさい)と コメントして下さった方がいて やっぱり できないのかなと不安になった…

定年後の生活は地獄? 「終わった人」

内館牧子さんの「終わった人」を読みました。 おもしろかった〜。 またまた一気読みでした。 楽天 アマゾン 主人公は定年を迎えた田代壮介さん。 仕事人間で、定年後の時間を持て余していたところが ワタシとは違う人種だなあと思う。 ワタシは時間を自由に…

図書館で1冊流し読み「マイ フィンランド ルーティン」

都城市立図書館で北欧関係の本が並んでいるところを見つけました。 そこでまだ読んでいなかった本を発見。 「マイ フィンランド ルーティン」です。 フィンランドの好きなところを 100個あげているコミックエッセイでした。 ここ、行ったことある〜 ワタ…

読みたいと思った本を翌日には読めるしあわせ  「ニワトリと卵と、息子の思春期」

朝のラジオで 「ニワトリと卵と、息子の思春期」 と言う本が紹介されていました。 近くの図書館にもあるかなと ネットで蔵書検索をしてみたら ありました。 「貸出可能」となっています。 すぐに借りに行きたいけれど 借りるためには今借りている本を返さな…

もしも5つの言葉しか話さないロボットと暮らすとしたら・・・「ミウラさんの友達」

益田ミリさんの「ミウラさんの友達」を読みました。 作者に言わせれば これは初めてのSFなんだそうです。 すっごく よかったあ。 益田ミリさんの漫画デビュー20周年記念作品なんですって。 主人公は ミウラさん。 つい最近 友達と仲違いしてしまい 会わ…

ワタシが苦手なことは片付けです「おしゃべりな部屋」

川村元気さん・近藤麻理恵さんの 「おしゃべりな部屋」 を読みました。 ときめきセンスで片付けるこんまりさんの実話を基に 川村元気さんが書いた7つのお話。 ROOM1 ささやくクローゼット ROOM2 歌う書斎 ROOM3 喧嘩するキッチン ROOM4…

人は知らないと勝手なこと言うなあ 「52ヘルツのクジラたち」

町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」を読みました。 2021年の本屋大賞受賞作品です。 すごくよかった。 でも虐待されていた人にはとても辛い内容が含まれます。 そんな重たい内容なのに 始まりが えっと思わせて 田舎のお節介とか情報網の話に …

自律神経が整うとは?よく分からないけれどこれからも 「名医が撮った 自律神経が整う すごい写真」

「名医が撮った 自律神経が整う すごい写真」 を図書館から借りてきました。 心の中にある不安・ストレスを軽くすることで 自律神経が整うらしい。 そして その不安やストレスは 本の中の写真を眺めると軽くなって 自律神経が整うとのこと。 (楽天) ワタシ…

猫のお告げとジャージを着た神様 「猫のお告げは木の下で」「ただいま神様当番」

青山美智子さんの 「猫のお告げは樹の下で」 と 「ただいま神様当番」を読みました。 文庫本 「神のお告げは樹の下で」 神社で出会った猫「ミクジ」が 樹の周りをくるくる回ってトンと手をつくと 文字の書かれた タラヨウの葉っぱが落ちてくる。 それが「猫…

おもしろかった原作がどんなドラマになったのか? 「今度生まれたら」

番宣を見て これ読んだやつだと思って 予約録画してた NHK BSプレミアムのドラマ「今度生まれたら」を見ました。 www.nhk.jp 日曜夜10時(再放送 水曜夜11時) 今 ドラマは2回まで放送されています。 (第2回の再放送は 水曜の夜) 70歳になった主…

価値がないと思っていた葉っぱで人生が変わった 「人生、いろどり」

本日も 天気予報の通り 大雨。 こんな日は 久しぶりにDVDで映画三昧。 図書館から借りてきたDVD 「人生、いろどり」を見ました。 2012年の映画。 山でとれる葉っぱを 料理の「つまもの」として販売するビジネス。 70代・80代の女性たちが中心…

つながり続ける人の縁 「月曜日の抹茶カフェ」

青山美智子さんの 「月曜日の抹茶カフェ」 を 読みました。 心がじんわりあたたかくなる 12編の12の月の物語です。 一年が過ぎてそしてまた巡り来る 優しい優しいお話。 一月ごとに主人公が変わっていきます。 それが短いのでさくさく読み進め あっとい…

二度読みしたくなる「赤と青とエスキース」

あっと声が出た。 この人はあの人だったんだ。 よかった〜。 ほっとする読後感。 青山美智子さんの「赤と青とエスキース」を 読みました。 一枚の絵画をめぐる5つの物語。 ミステリーを読んだような騙され感も楽しめ 読後感の良い話でした。 全ての章に赤と…

「沈黙のパレード」映画化が楽しみで「容疑者Xの献身」を再び見た雨の日

映画 ガリレオの3作目情報が解禁されました。 「沈黙のパレード」が映画化され 9月に公開だとか。 原作本を読んだ時 映画化されればいいのにと思っていたら すでに映画化は決定していました。 楽しみだなあ〜。 あの役は誰がするのかな。 そして映画の情報…

やさしい人がつながっていく 「木曜日にはココアを」

青山美智子さんの 「木曜日にはココアを」 を読みました。 一言で言うと やさしい お話でした。 12の短編からなる12人のお話。 そしてどこかに出てきた誰かが また誰かの話の中に現れる。 1つ1つの話は短いので サクサクと読み進められます。 あら こ…

空を見よう・空を撮ろう 「新・雲のカタログ」

図書館で「新・雲のカタログ」 という図鑑を借りてきました。 ずっと前から気になっていた図鑑でした。 それが新しくなって2022年3月に 発行されたようで 図書館の目立つところに置いてあり 飛びつきました。 10年ぶりに新しくした理由は 雲の分類が…

応援してくれた言葉・響いた言葉  「お探し物は図書室まで」

素敵な言葉 青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」を読んで とても心が温かくなりました。 そしてワタシも応援されているような気持ちになりました。 この本の中には とても素敵な言葉が並んでいたので 記録しておきたいと思いました。 登場人物たちの言…

何をお探し? 悩みに最適な本を探してくれる司書さん 〜「お探し物は図書室まで」

青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」を読みました。 とてもとても優しいお話でした。 図書室の司書さんが選ぶ本と付録が そこを訪れた人の悩みを解き解いていくお話。 5つの章からなり 5人の悩める人々が 勧められた本と もらった羊毛フェルトででき…

いつかガイド付きの旅をしてみたいと思っていた〜「ももこの世界あっちこっちめぐり」

さくらももこさんの 「世界あっちこっちめぐり」を読みました。 1997年に出版されたエッセイです。表紙裏に 行く前と後のキモチが描かれていておもしろい。 ・スペイン・イタリア編 ・バリ島編 ・アメリカ西海岸編 ・パリ・オランダ編 ・ハワイ編 の5つ…

「税金で買った本」を読めば読むほど税金が返ってくる

「税金で買った本」を読みました。 テレビ番組で紹介されていたコミックで 図書館が舞台とのことで読んでみたくなったのです。 買う前に 近所の図書館にあるのかチェックです。 ありませんでした。 そこで電子書籍を購入しました。 それがこちら。 図書館に…

エンディングノートと「クスノキの番人」

東野圭吾さんの「クスノキの番人」を読みました。 東野圭吾さんと言ったら ガリレオシリーズとか加賀恭一郎シリーズとかマスカレードシリーズとかの 事件ものをよく読んでいました。 しかし今回読んだ「クスノキの番人」には 刑事は出てきません。 殺人事件…

男が社会で働くのは大変なんだからって女は社会で働いていないとでも思っているのですか?女の仕事は大変じゃないとでもいうのですか?「もう別れてもいいですか」

垣谷美雨さんの「もう別れてもいいですか」 を読みました。 2022年1月発行の新刊本です。 図書館で予約待ちをしてやっと借りることができました。 借りてきたその日のうちに読み終わってしまいました。 相変わらず最後はすっきりしました。 この中では …

ワタシも猫と暮らしたい〜おネコさま御一行(れんげ荘物語6)

群ようこさんの「おネコさま御一行」を読みました。 家賃も含めて月10万円で暮らすキョウコさんのお話 れんげ荘シリーズも第6弾です。 図書館に行ったら 新しい図書のコーナーに この本を見つけました。 ラッキーでした。 月10万円で暮らすキョウコさん…

自分の思いを伝えるということ 〜「嫁をやめる日」より

また「嫁をやめる日」を借りてきました。 いいなあと思った文章があって それを記録したはずだったのですが いつの間にか消えていました。 だからもう一度借りてきて 今度こそ文章を残しておこうと思ったのです。 作品を読んだ感想はこちらに書きました。 hi…

平均年齢60歳の家族〜平凡な毎日がしあわせと思う「沢村さん家」シリーズ

益田ミリさんの 沢村さん家シリーズ を 続けて3冊読みました。 「沢村さん家はもう犬を飼わない」(2015) 「沢村さん家の久しぶりの旅行」(2017) 「沢村さん家のこんな毎日」(2014) 父 70歳 沢村四朗 母 69歳 沢村典江 娘 40歳 沢村…

終わり方を考えるのではなくこれからの生き方を考える「終活の準備はお済みですか?」

桂 望実 さんの 「終活の準備はお済みですか?」 を 読みました。 読んでいいる途中から エンディングノートを書きたくなってきました。 hinemosunotarifire.hatenablog.com 5人の「終活」にまつわるお話です。 読む始める前は 「終活」とは自分の終わり方…

夫が亡くなっても嫁は義父母に都合よく遣われる人でいなければならないのか?「嫁をやめる日」

垣谷 美雨さんの「嫁をやめる日」を読みました。 夫が急死した 高瀬夏葉子(44)さんが主人公。 直後は 悲しみよりも自由になった〜と感じた夏葉子さんですが 夫が亡くなっても嫁は終わらないのです。 文庫本では改題「夫の墓には入りません」 『夫の墓に…