ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

読書・本

自己肯定感の話 「祖母姫、ロンドンへ行く!」

椹野 道流(ふしの みちる)さんの 「祖母姫、ロンドンへ行く!」 を読みました。 きっかけはTwitterで流れてきた 「自己肯定感の話」を読んだことからです。 途中まで読んでいたけれど その後見逃していました。 孫娘が祖母とロンドンに旅をするという話で …

時の流れがたぶん同じ「茶柱の立つところ」

小林聡美さんの 「茶柱の立つところ」 を 読みました。 小林聡美さんのエッセイ本で 最新刊です。 小林聡美さんはワタシとほぼ同世代。 共通点はほんの少ししかありませんが 世代が同じだと勝手に親近感を持ち 健康面だとか老いとか時間の感じ方とか共感する…

断捨離したと思っていた「すいか」

探していた ドラマ「すいか」のシナリオ本。 今 ここにあります。 買い戻した? いいえ 探し出しました〜 うちの中にありました〜 やったああ。 ここにあるはずと決めつけて 探していました。 そしてそこで見つからないと もうないとあきらめていました。 母…

ドラマ「すいか」(2003年)を見る

久しぶりに ドラマ「すいか」を見ました。 きっかけは「団地のふたり」のドラマ化からその原作本を読んだこと。 今度ドラマ化される「団地のふたり」を演じるのは 小林聡美さんと小泉今日子さん。 そしてその二人といえば ドラマ「すいか」 もう21年前のド…

家事をやるのは誰?「山の上の家事学校」

近藤史恵さんの 「山の上の家事学校」 を読みました。 図書館の新刊本のところにあり 手に取ってみたら 原田ひ香さん推薦の帯。 おもしろそうと借りてきたのですが これが大当たり。 一気読みでした。 おもしろかった〜。 図書館って(本当は本屋さんの方が…

「三淵嘉子の生涯」と「虎に翼」

佐賀千恵美さんの 「三淵嘉子の生涯」 を 読みました。 三淵嘉子さんについての本は2冊目です。 ↑ こちらは小説形式でした。 今回読んだのは 佐賀千恵美さんが 生前の三淵嘉子さんを知る方々に取材したことや 残された資料などをもとに ノンフィクションの…

断捨離して後悔したモノ

断捨離をちょこちょことやっているワタシ。 処分しなきゃよかったと思うモノがあります。 ああ、やっぱり手元に置いておけばよかった。 そう思うのは 本です。 と言っても文庫本 数冊です。 1冊目は 群ようこさんの「贅沢貧乏のマリア」 持っていたのになあ…

家族のような気楽な関係 50歳、独身、幼なじみ「団地のふたり」

藤野千夜さんの 「団地のふたり」 を 読みました。 この本を読みたいと思ったきっかけは ドラマ化されるという記事を見たから。 NHK BS 2024年9月1日(日)スタート 毎週 夜10時〜 www.nhk.jp 50歳(ドラマでは50代)、独身、幼なじみのふ…

ケチでやっていたことだったけれど「ぽんこさんの暮らしのはてな?」

ウルバノヴィチ香苗さんの 「ぽんこさんの暮らしのはてな?」 を 読みました。 生活の中の不思議について調べたことが 理科や化学が苦手な人にも納得できるように 分かりやすく漫画で描かれ ミニ解説文も付け加えられています。 第 1話 電子レンジのはてな…

不思議な関係「ギリギリ」

原田ひ香さんの 「ギリギリ」 を読みました。 2015年発行の作品 登場人物 ・健児 脚本家の卵 夫 ・瞳 女性管理職 妻 ・(一郎太 瞳の前夫 過労死) ・静江 一郎太の母 一人暮らし 不思議な関係なんです。 健児さんは優しいなあ。 自分の妻の前夫の母親 …

死刑は救いにはならない?「虚ろな十字架」

東野圭吾さんの 「虚ろな十字架」 を読みました。 死刑にするよりも 本当の無期懲役の方が罪を犯した人には辛いのではと思っていました。 無期懲役と言っても いつの間にか減刑されて社会に戻れるのではなくて 死ぬまで社会に出られない本当の無期懲役です。…

キャベツのぬか漬け

キャベツの芯をぬか漬けにしてみました。 キャベツのぬか漬けを知ったのは 原田ひ香さんの小説からです。 最初に出会ったのは「三人屋」 これを読んで キャベツのぬか漬けの存在を知りました。 そして 同じく原田ひ香さんの 定食屋「雑」 の中にも キャベツ…

明日になるのがつらい人に届くと良いな 「疲れた人に夜食を届ける出前店2」

中山有香里さんの 「疲れた人に夜食を届ける出前店2」 を読みました。 疲れた人 毎日がつらい人 明日が来るのが嫌な人 心の中にモヤモヤを抱えた人 そんな人のところに 勝手においしいものを届ける出前店。 第10回料理レシピ本大賞「コミック賞」受賞 その…

捨てられちゃう人「捨てたい人捨てたくない人」

群ようこさんの 「捨てたい人 捨てたくない人」 を読みました。 短編5話でさくさく読めてしまいます。 広い意味での断捨離にまつわるお話。 モノだけではなく関係も捨ててしまうかも。 5つ全部家族の話。 ・捨てられない姉 捨てさせたい妹 ・息子の嫁の後…

女は裁判官になれない 「三淵嘉子 日本初の女性弁護士」

長尾 剛さんの 「三淵嘉子 日本初の女性弁護士」 を読みました。 そうです。 もちろん朝ドラ「虎に翼」から 三淵嘉子さんのことを知りたくなったのです。 女は裁判官になれない という法曹界に怒りを燃やす女性 三淵嘉子さん 「本書は書き下ろしです。また、…

回復するきっかけ 「リカバリー・カバヒコ」

青山美智子さんの 「リカバリー・カバヒコ」 を読みました。 ああ 優しくてあたたかい。 青山美智子さんの文章はとっても読みやすい。 一晩で読み終わりました。 小さな公園にあるカバの遊具。 リカバリー・カバヒコ 自分の治したい部分と同じ部分を触ると回…

コロッケを作りたくなる〜定食屋「雑」

原田ひ香さんの 定食屋「雑」 を読みました。 これは 定食屋「雑」の女店主 みさえさん と そこで働くようになった 沙也加さん の物語。 70代の みさえさん 30代の 沙也加さん 女ふたりの物語。 この物語に出てくる料理がおいしそう。 第1話は コロッケ…

書くだけで月の生活費が13万円減った!奇跡の「づんの家計簿術」〜家計簿の付け方いろいろ

づん・うだひろえ著 挑戦マンガ 書くだけで月の生活費が13万円減った! 奇跡の「づんの家計簿術」 を読みました。 この本に書かれている づんさんの家計簿術を 漫画家の うだひろえさんが実践したら 3ヶ月後には13万円も生活費が減ったという 実体験を…

ひとりでいられる自由と節約「財布は軽く、暮らしはシンプル。74歳、心はいつもエレガンス」

小笠原洋子さんの 「財布は軽く、暮らしはシンプル。 74歳、心はいつもエレガンス」 を読みました。 そう 小笠原洋子さんです。 何冊か出版されている本になかなか出会えず まだ小笠原さんの本を読んだことがありませんでした。 そしてやっと 2024年の新…

自分の人生を勝手に他者に決められること「墓じまいラプソディ」

垣谷美雨さんの新刊 「墓じまいラプソディ」 を読みました。 途中ワタシは怒(いか)っていました。 どうして 自分のことを他人が勝手に決めつけるのか。 嫁っていう言葉が大嫌い。 嫁じゃないんだよお。 介護要員じゃないんだよお。 どうして人の人生を決め…

食べたいものが食べられるしあわせ「ランチの時間」

益田ミリさんの 「ランチの時間」 を読みました。 益田ミリさんのコミックエッセイです。 連載途中でコロナ禍にも巻き込まれ お店で食べるランチだけでなく テイクアウトや自宅で食べる料理なども紹介されています。 読むと おいしいものを食べに行きたくな…

月10万円で暮らすお気楽な日々「しあわせの輪」(れんげ荘物語第8弾)

群ようこさんの 「しあわせの輪」 を 読みました。 れんげ荘物語第8弾は お正月から始まります。 甥っ子や姪っ子はもう大きくなって 自宅から離れて暮らしていて もうそんな年になったの とびっくりするワタシ。 どうやらもう2人は就職しているらしい。 ワ…

死んでいるみたいに生きたくはない「グラスホッパー」

伊坂幸太郎さんの 「グラスホッパー」 を 読みました。 伊坂光太郎さんの殺し屋シリーズの1作目です。 ワタシは読む順番が逆になってしまいました。 最初に最新作(4作目)の「777 トリプルセブン」を読んでから 次に「マリアビートル」(2作目) 次に…

恐妻家の殺し屋のお話「AX アックス」

伊坂幸太郎さんの 「AX アックス」 を読みました。 殺し屋シリーズ3作目。 でもそのシリーズを読んでいなくても楽しめます。 最強の殺し屋だけれど 家庭では 妻の機嫌を伺う恐妻家の「兜」が主人公。 普通の勤め人をしながら殺し屋の仕事をしている。 家…

人の家の中を見てみたい「お家、見せてもらっていいですか?」

佐久間薫さんの 「お家、見せてもらっていいですか?」 を読みました。 間取りを見るのが好きです。 新聞のチラシに入ってくる マンションやモデルハウスの間取りなんか じっくり見ちゃいます。 そしてしばし夢を見ます。 それから自分の理想の間取りを考え…

人を操り支配する奴が怖い 「マリアビートル」

伊坂幸太郎さんの 「マリアビートル」 を読みました。 殺し屋シリーズの2作目。 ワタシは4作目の「777 トリプルセブン」を最初に読んだので それに出てくる 運に見放された殺し屋「天道虫」が出てくる 「マリアビートル」を読みたかったのです。 本当は…

ワタシの早起きが続かないワケ 「ぼくは不眠症」を読んで

最近 朝寝坊です。 冬になって特に朝寝坊になったな。 早朝に目が覚めても 二度寝・三度寝をして 明るくなってから起き出します。 先日 二度寝のうつらうつらしている時に 時刻を確認したら もう7時近くでした。 それでも外は薄暗くて まだ布団に潜っていよ…

殺し屋たちがホテルに集まってくる「777 トリプルセブン」

伊坂幸太郎さんの 「777 トリプルセブン」 を読みました。 ハラハラドキドキしながら読みました。 ホテルが舞台で 殺し屋たちが そのホテルにどんどん集まってきて あちこちの客室に 死体がどんどん増えていくのです。 ターゲットになっている紙野結花さ…

久しぶりに一気読み「あなたが誰かを殺した」

東野圭吾さんの 「あなたが誰かを殺した」 を読みました。 久しぶりのミステリー。 久しぶりに一気読みでした。 加賀恭一郎シリーズ 最新作。 別荘地で起こる事件は 登場人物が多くて 最初は この人は誰だっけ? と何度も前のページに戻って確かめていました…

早期退職して退職金で喫茶店を始めるも潰してしまった「喫茶おじさん」

原田ひ香さんの 「喫茶おじさん」 を読みました。 主人公は会社の早期退職制度で 割増退職金を得て それを元手に喫茶店を始めるも 半年で潰してしまった 57歳、バツイチ、無職の 松尾純一郎さん。 妻と娘がいるけれど現在一人暮らし。 無職になって純喫茶巡…