コロッケを作りたくなる〜定食屋「雑」

原田ひ香さんの

定食屋「雑」

を読みました。

これは　定食屋「雑」の女店主　みさえさん　と　

そこで働くようになった　沙也加さん　の物語。

７０代の　みさえさん

３０代の　沙也加さん

女ふたりの物語。

この物語に出てくる料理がおいしそう。

第１話は　コロッケ

コロッケ定食　食べた〜い。

でも近くには　そんな定食屋さんはありません。

まっ　一番おいしいのは自分の作るコロッケなんですけれど。

第１話　コロッケ

第２話　トンカツ　

第３話　から揚げ

第４話　ハムカツ

第５話　カレー

第６話　握り飯

エピローグ

不思議なことに　第２話で出てきた　トンカツ　が

昔　母が作ってくれていた

今でも時々　ワタシも作る　トンカツ　と似ています。

それは　とんかつ用の厚く切った豚肉で作るのではなく

ロース肉で作る　うすトンカツ。

味付けは　ちょっと違うけれど

この薄いお肉を使うところがそっくり。

生姜焼き用の豚肉よりもまだ薄いお肉に下味をつけて

小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げる薄いとんかつ。

ワタシもたまに作ります。

うす〜いロース肉でも作るし

生姜焼き用のちょっと厚いお肉でも作る。

薄いからすぐに揚がるし量もいっぱいできる。

お肉に味をつけているので何もつけずに食べてもおいしい。

このうすとんかつと一緒にすると

何もつけなくてもキャベツの千切りがもりもり食べられる。

懐かしい母の味。今はワタシの味。

第３話の　から揚げのコツ

試してみたくなりました。

キャベツのぬか漬け

って　別の話でも出てきた気がする。

「三人屋」だったかな。

ああ

近くに　こんな定食屋さんがあったら良いなあ。

おいしそうな料理やその作り方が出てくるお話は

ワタシの大好物。

食事中にお酒を飲みたくなかった　沙也加さんが

「雑」で働くようになってから

食事とビールを一緒にとるようになったのもおもしろい。

やっぱり雰囲気だよねえ。

以前は夕食時にはいつもビールを飲んでいました。

今は飲まなくても平気になったけれど

今でも　ビールに合う料理を作ると

ビールがあったら良いなあと思うことがある。

食事とお酒

おいしく感じるんだよねえ。

定食屋「雑」

一気読みしました。

みさえさん　と　沙也加さん　の未来に幸あれ。

定食屋「雑」 [ 原田ひ香 ]

定食屋「雑」

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