原田ひ香さんの
「まずはこれ食べて」
を読みました。
第一話
その魔女はリンゴとともにやってきた
(池内胡雪 焼きリンゴ)
第二話
ポパイじゃなくても美味しいスープ
第三話
石田三成が昆布茶を淹れたら
(井丹大悟 2種類の鯛飯)
第四話
涙の後でラーメンを食べたものでなければ
(桃田 辛ラーメン)
第五話
目玉焼きはソースか醤油か
(筧みのり ドレッシング)
醤油・酢・胡麻油・サラダ油
第六話
筧みのりの午餐会
(田中 かやくご飯とだし巻き)
エピローグ
目玉焼きには何をかけますか?
醤油ですか?
ソースですか?
ワタシはどちらでもありません。
ある時テレビを見ていて
おいしい目玉焼きの作り方が出てきました。
そこでは
温めたフライパンにまず塩・こしょうをパラパラとふって
その上に卵を割って落として焼く作り方でした。
それ以降その作り方で目玉焼きを焼いています。
だから最近は焼いた後には何もかけません。
ああ、温泉卵だったらめんつゆ。
ベンチャー企業に雇われた
家政婦 筧(かけい)みのりさんが作る料理を通して
そこで働く人たちの心を解きほぐしていくという話。
短編が連なって最後は繋がっていきます。
家政婦 筧さんの作る料理がおいしそうで
ワタシも食べたくなりました。
最近 食べ物の話に惹かれてる。
共感
P31
正義の人は怖い。自分が正しいと思っている人間はどうしてこんなに偉そうなのだろう。普通からそれることをどうしてこんなに恐れているのだろう。(池内胡雪)
P272
米や出汁はなぜもこんなに人の心を動かすのだろう。ゆっくりと心と体が温まっていく。(田中)
筧さんの作るだし巻き卵を食べてみたいな。
ワタシもおいしいだし巻き卵が作れるようになりたい。
文庫本出てます。
↓ ↓ いつもありがとうございます