ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

「三淵嘉子の生涯」と「虎に翼」

佐賀千恵美さんの

「三淵嘉子の生涯」

を 読みました。

 

三淵嘉子さんについての本は2冊目です。

↑ こちらは小説形式でした。

 

今回読んだのは

佐賀千恵美さんが 

生前の三淵嘉子さんを知る方々に取材したことや

残された資料などをもとに

ノンフィクションの物語として

できる限り実像に近い三淵嘉子さんを描いたものです。

 

朝ドラ「虎に翼」をきっかけにして

三淵嘉子さんの生涯に興味を持ち読みました。

ドラマはそれとは違う点もいっぱいだけれど

以下は ドラマのネタバレになるところもあるかもしれないので

知りたくない方はここでストップ。

 

 

 

 

 

 

目次

第1章 嘉子誕生ー賢く活発な少女

第2章 人とは違う学生時代

     ー反対にもめげず、明治大学へ進学

第3章 法律家への第1歩ー女性初の司法試験合格

第4章 嘉子、結婚ー幸せから一転、過酷な戦中生活へ

第5章 激動の戦後ー夫、父母、弟の死を乗り越えて

第6章 母として、働く女性として

     ー法を司る裁判官の責任を自覚

第7章 地方転勤と再婚

     ー名古屋での出会い、新しい家族との生活

第8章 初の女性裁判所長に

     ー法曹界内の女性差別に敢然と抗議

第9章 退官、その後ー幸せな老後と最後の別れ

 

ドラマはフィクションなので

違う点がたくさんあります。

 

実際は

嘉子さんが好きになった人と結婚したこと。

家族構成も違って 下に弟が4人いて

一番上の弟も戦争で失ったこと。

明治大学で法律を教えていたこと。

弟たちを学校に行かせるため

戦後も弁護士をしてダブルワークだったこと。

同じ女性初弁護士となった久米愛さんたちとも一緒に活動したこと。

「本当に正しいことをはっきりさせる仕事がしたい」

と思って「裁判官採用願い」を司法省に提出したこと。

最初は地方裁判所の裁判官(判事補)になったこと。

息子さんにとっては激しい気性の母だったこと。

 

女性初の裁判官(判事補)は石渡満子さんだったこと。

ドラマでは他の方が出ていくるか?

もしかして梅子さんだったら面白いなと思ったりしていたけれど

違ったかな。

ドラマでは 今この本の6章のあたりです。

第61話では 梅子さんが相続問題で再登場でした。

裁判官ではなかったけれど

今も法律のことを勉強している感じ。

離婚したと思っていたけれど

していないのかな?

 

 

これから 三淵嘉子さんは

アメリカに視察に行ったり

地方裁判所の裁判官になったり

再婚したり

初の女性裁判所長となったりしますが

退官した後も精力的に活動されていて

本当にエネルギッシュな方だったのだと思いました。

 

実在した三淵嘉子さんとは違う寅子のドラマ「虎に翼」も

その違いを楽しみながら見たいと思います。

毎朝楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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