食べたいものが食べられるしあわせ「ランチの時間」

益田ミリさんの

「ランチの時間」

を読みました。

益田ミリさんのコミックエッセイです。

連載途中でコロナ禍にも巻き込まれ

お店で食べるランチだけでなく

テイクアウトや自宅で食べる料理なども紹介されています。

読むと

おいしいものを食べに行きたくなります。

ミリさんは同世代（ワタシの方がちょっと上）なので

ミリさんの言葉に共感することが多いのです。

人生を折り返して

過去の失敗を思い出したり

未来の方が短いのだと考えたりね。

食べることは生きることです。

食べなきゃ生きていけない。

あと何食　食べたいものを食べられるのかな。

Ｐ６５

増えていく過去と

減っていくはずの未来

ゴールがいつなのかは

知らされていないから、

明日もあさっても

食べられると思っているランチを

こうして気軽に決められているのでしょう

Ｐ８７

長い年月をかけて

感謝すべきことが見えてくる

Ｐ１４９

食べたかったものが

食べられた幸せ

小さな幸せのようですが

ものすごく小さいわけではなく

いや、むしろ

ものすごく大きいことなのではないか

益田ミリさんといえば

すーちゃんシリーズ　が好き。

ここでも食べることについて書かれています。

森シリーズも好き。

ランチの時間 [ 益田 ミリ ]

ランチの時間

食べられる時に食べておけ

おづまりこさんの

「ゆるり　より道　ひとり旅」

も読みました。

旅コミックエッセイです。

おづ　まりこさんといえば「年収２００万円生活」

世代的にはちょっと下になるかな。

だからか

おづまりこさんの食欲をうらやましく思います。

旅先で出会った食べ物を

しっかり食べられるというのはしあわせなことです。

ワタシも食欲旺盛な時がありました。

いっぱい食べる方だったけれど

今は　量が入らなくなりました。

食べたいものはあるけれど

１回で食べられる量は少ない。

でもまあ

食べたいものが食べられるうちに

ワタシはいっぱい食べたな

と思います。

「ゆるり　より道　ひとり旅」で

おづまりこさんが

旅先でいっぱいパンを買って帰って

自宅で楽しむ場面は

懐かしく思いました。

旅先でおいしいものを買い込んで

自宅に帰ってからも

旅のお土産で余韻を楽しむのでした。

もうね。

食べられる時に食べておくことです。

そのうち

食べられなくなるから。

おいしいものを食べたいと思って

それをしっかり食べられるのはしあわせなことです。

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