ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

もしも5つの言葉しか話さないロボットと暮らすとしたら・・・「ミウラさんの友達」

益田ミリさんのミウラさんの友達」を読みました。

作者に言わせれば これは初めてのSFなんだそうです。

すっごく よかったあ。

 

益田ミリさんの漫画デビュー20周年記念作品なんですって。

 

主人公は ミウラさん。

つい最近 友達と仲違いしてしまい

会わなくなっていました。

 

そんな時に

ミウラさんは 5つの言葉しか話さないというロボットを買って

一緒に暮らすことになります。

身長160cmの

「トモダチ」というロボットです。

「トモダチ」は5つの言葉しか話しません。

4つは設定済みで

あと1つは購入者が設定することができます。

 

さて ミウラさんは

どんな言葉を設定したでしょうか。

 

そして設定済みの言葉は

最初に3つ出てきて分かったのだけれど

あと1つが出てこない。

ロボットの作者が最初に設定した言葉

あと1つは何だったでしょうか。

 

ワタシがもしこの「トモダチ」と暮らすとしたら

どんな言葉を設定するだろうか。

肯定的な言葉がいいなあ。

「いいね」

「ラッキー」

「しあわせ」

「そうだね」

「分かる〜」

「おいしいね」

う〜ん。どんな言葉にするか悩むなあ。

ミウラさんの設定した言葉は いいなあとワタシも思う。

共感してくれる言葉なのがいい。

 

このロボットは20kmは歩けるというのもいいなあと思う。

散歩に一緒に出かけたらおもしろそう。

一人よりも長い距離を歩けそう。

ちょっと早歩きモードで一緒に歩きたい。

一人よりも楽しく歩けそう。

 

いつか本当に

人型ロボットと一緒に暮らすことがあるかな。

そうしたら

ワタシがヨボヨボで動けなくなっても

お買い物に行ってくれるかしら。

 

ロボットと暮らすうちに

やっぱり人間との関係を大切にしよう

となるところもよかった。

 

(以下ネタバレ含むので白字)

ワタシは

ロボットを手放して欲しくなかったな。

二人が実はつながっていた場面も見てみたい気がしたけれど

余韻を残すところがいいのかもね。

いや、もしかしたら

2人とロボットが

一緒に暮らしたりして・・・

でもやっぱりトモダチの役割は

あの時点で終わったのかな。

 

 

ミリさんの漫画で

1冊まるまる話が続いていくこの形は

初めてではないかしら?

これまでのは1ページごとに読み切りの話でした。

 

沢村さん家シリーズ 好きです。

 

旅本も好き。

 

ミリさんの新刊を図書館で また見つけることができてラッキー。

 

 

このところ虐待とかDVとか重たいテーマの本を読んで

それをまだまとめきれないうちに

益田ミリさんの新刊コミックに出会えました。

ほっとするというか じんわりしみてくるというか

とても素敵な作品でした。

読んでよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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