いつもと違ったさっちゃん（母）。
あの日は夜も寝ていたと思ったら
娘（ワタシにとっては妹）がベッドの下に寝ていると言って
「こっちにきなさい。
そこは寒いから。」
と手を伸ばし布団をめくり話しかけていた。
ワタシのことを「父ちゃん」とも言ったなあ。
翌朝は
早朝に起きることなく
いつものさっちゃんに戻ったようです。
前日に「明日は朝から美容院に行きたい」と言っていたので
どうするか聞くと
「行かない。」
とまだ寝ていたい様子。
雨だから頭が重いのかな。
お母さん、昨日（妹）がベッドの下に寝てるって言ってたね。
「だったねえ。夢を見てたのかもね。」
と言うさっちゃんの言葉になんだかほっとするワタシ。
ワタシは用事があるので午前中出かけ
買い物までして帰ってきましたが
さっちゃんはまだ寝ていました。
起きてきたので
昼食を準備して二人で食べました。
すると元気になったさっちゃんは
「美容院に連れて行って。」
と言ってきました。
自分でさっさと着替え
早く行こうと誘います。
終わったら電話をしてもらうために
携帯を持っていかないといけないねというと
自分で携帯を持ってきたのですが
なんと充電切れ。
充電のため出発を遅らせました。
美容院に送る前に
携帯でワタシに電話をかける練習をします。
短縮ボタンを設定しているから
そこを押して電話のボタンを押すだけですが
それをすっかり忘れている。
練習を何回かしてやっとできるようになりました。
しかし念の為
ワタシの携帯番号を書いたメモを財布に入れました。
美容院に送って行き
終わったら電話してもらうことにして
ワタシは一旦うちに帰りました。
２時間後
見知らぬ電話番号から着信。
出てみると美容院からでした。
携帯で電話をかけるのがうまくいかなかったらしく
お店の方が代わりにかけてくてくれたのでした。
（メモを入れておいてよかった〜。）
すぐに迎えに行きました。
携帯で電話かけられなかったの？
「うん、うまくできなかった。」
と言うことでまた練習です。
見てみると違うところを押して
元の画面に戻すことができなくなっていたみたい。
再度「戻す」の操作も教えました。
そういえばこの頃携帯を触ってなかったね。
毎日 かける練習をした方がいいんじゃない？
そうだね〜。練習しよう。
何回か練習しました。
無事にワタシのスマホにかかりました。
一緒にいる時はいいんだけど
一人の時にちゃんとかけられるかな？
見ていると押し間違いもあるし
長押ししている時もあります。
母の携帯はまだガラケーです。
スマホだったら多分もっと操作できないかも。
そのうち新しい携帯電話に変えないといけないのだけれど
スマホじゃなくて簡単な機能の携帯電話があるといいな。
その日の夜。
ワタシのスマホに着信がありました。
さっちゃんからでした。
無事に一人で電話をかけることができました。
↓ ↓ いつもありがとうございます
