ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

サンブンノイチ(3)後遺症

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母が緊急手術をしてから2週間過ぎて

主治医さんからの説明を聞いた後

看護師さんから母の状態についての説明もありました。

 

三分の一は 死に至り

三分の一は 後遺症が残り

三分の一は 社会復帰できる

と言われる くも膜下出血

 

命の危険は無くなったと

ほっとしたのも束の間

看護師さんから現在の母の様子を聞いて

現実を突きつけられました。

三分の一の後遺症についてです。

 

ご飯を食べていると言われて

安心していたけれど

ご飯ではなく

とろみをつけたお粥でした。

それも食欲がなく

栄養ゼリーみたいなもので補っているそうです。

ご飯粒が大好きな母。

きっと味気ないでしょうね。

だから面会の時

何食べたの?

と聞いても答えられなかったのかな。

 

右手足に麻痺が残るだろうとのこと、

リハビリをして

付き添い歩行は可能になるだろうこと。

階段は登り降りできるだろうか。

部屋の中では手すりが必要?

 

そして脳の機能「認知」について。

会話は単語。

自分の名前は言える。

ワタシの名前も覚えていた。

しかし 言葉はあまり出てこない。

会話のやりとりはあまりできない。

ちょっとしたらすぐに疲れてしまう。

 

ああ

どうだろうか。

景色を見て美しいと感じる心は

残っているだろうか。

家族に会えてうれしいと感じる心は

残っているだろうか。

テレビ番組を見て楽しいと笑えるようになるのだろうか。

ものを食べて美味しいと感じる心は

残っているだろうか。

エスノーで判断する機能は

残っているのだろうか。

またワタシの部屋で暮らすことができるのだろうか。

 

面談の後に

またリモート面会ができました。

4回目のリモート面会です。

 

リハビリの後で疲れていたのか

あまり言葉が出ませんでした。

「お母さん、がんばってね。

 いや、がんばっているね。

 お母さん、がんばっているね。」

そう声をかけると

また顔がクシャッとなりました。

ごめんね。がんばれがんばれって言って。

お母さんはいっぱいがんばっているのに。

ついつい がんばれって言ってしまう。

よくなって欲しい。

 

 

 

ありがたい。

ありがたい。

よかった。

よかった。

母が助かってよかった。

 

そう思っていたのに

次は もう欲が出て

会話がしたいと思ってしまう。

理解して欲しいと思ってしまう。

欲張りです。

 

 

受け入れるしかない。

待つしかない。

 

 

術後の経過が良くなったら

リハビリに入るそうで

それも長くなりそう。

 

まずはリハビリに無事に入れるよう

回復することを願います。

 

 

 

 

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