ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

リモート面会・母のしかめっ面

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母の病院にリモート面会に行ってきました。

色々足りないものを届けるついでと

部屋が変わったことによる

書類への署名などもあったので。

 

1回目のリモート面会は泣いてしまいました。

hinemosunotarifire.hatenablog.com

 

 

2回目のリモート面会では

不安が増してしまいました。

母の発語が少なかったのです。

「ワタシのこと分かる?」

と聞いても

「わか・・・・」

までしか聞こえず分からないのではと不安になりました。

ワタシの名前は最後まで出てきませんでした。

色々聞いても

返事が聞こえずうなずくだけ。

声があまり聞こえませんでした。

看護師さんによると

ちょっと疲れているみたいと。

まだ 観察室にいて

鼻の下には酸素吸入のチューブもつけていました。

1回目の時には 酸素吸入は透明なマスクをつけていたから

それよりはよくなったのだろうけれど

まだまだ何が起こるか分からないのだなあと

まだまだ安心はできないと

思いました。

 

そして3回目のリモート面会。

前々日に

観察室から二人部屋に入ったことは聞いていました。

鼻の下のチューブは外れ

頭のカバーもなく髪も見えました。

 

「お母さ〜ん、分かる?」

「のそらちゃん」

あら 「ちゃん」が付きました。

懐かしい響き。

 

ちょっと事務的なことで

聞きたいことがあったけれど

聞いても的確な返事は得られませんでした。

まだ判断は難しいのかな。

 

リハビリの後の

リモート面会だったので

「忙しそうだね。何してたの?」

と聞くと

「おしゃべり」

と答えました。

なるほど言語分野のリハビリかな。

 

前回と違って

声がよく聞こえます。

手も動くようで

リモート画面越しに

お互いに手を振り合いました。

 

妹に見せる動画も撮れました。

「○○ちゃ〜ん」

と母に言ってもらいました。

 

「ありがとう。

 この前より声がはっきりしてきたね。」

というと

母が しかめっ面をしたのです。

「あははは」

ワタシは笑いました。

なんだかその仕草がとても懐かしかったのでした。

その しかめっ面まで動画におさまりました。

 

数分のリモート面会でしたが

2回目の時よりも

とても元気になっている気がして

ワタシの心はずいぶん軽くなりました。

 

少しずつ良くなってきているんだな。

これからも良くなっていくと思っていいかな。

 

妹に母の動画を送りました。

妹も

「しかめっ面がお母さんらしい。」

と返事をしてきました。

 

だよね。

ふざけて あんな表情することがあったよね。

 

しかめっ面を見て妹もワタシも元気が出たのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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