また「嫁をやめる日」を借りてきました。
いいなあと思った文章があって
それを記録したはずだったのですが
いつの間にか消えていました。
だからもう一度借りてきて
今度こそ文章を残しておこうと思ったのです。
作品を読んだ感想はこちらに書きました。
hinemosunotarifire.hatenablog.com
垣谷美雨さんの作品はどれもとっても好きです。
すっきりして未来に希望が見えるのがいい。
好きな言葉は
主人公の父親が
娘の夏葉子さんに言ったものです。
物語の後半
夏葉子さんのお父さんが
とっても頼りになるなあと思いました。
２２９ページ
自分がどう感じたか、
どんなに嫌な思いをしてきたか、
何が悲しかったか、
そういうのを淡々と正直に言えばいいんだ。
大げさに言うんじゃねえぞ。
かといって、遠慮して話を小さくする必要もない。
相手のテリトリーには入らずに、
自分だけの世界の中で話すんだ。
相手を批判しないで
自分の思いを伝えろ
ということをこのように言いました。
難しいけれど
これは活用できるのではないかと思いました。
自分はどう感じたかを
相手に分かってもらう。
相手を責めるのではなくて
自分が悲しかったことを
ちゃんと伝えることは
とても大事なことだなあと思います。
伝えることで
自分もすっきりするし
相手も自分の行動を振り返ってくれるかも。
大事なのは
自分の思いをちゃんと伝えること。
コミュニュケーションが苦手なワタシは
何も言わずに離れることが多いけれど
どうしても嫌な思いをした時は
ちゃんと伝えることで
自分が救われるんだなあと思いました。
文庫本では改題されていました。
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