ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

このままだと日本消滅?出生率を上げるには?「結婚相手は抽選で」

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垣谷 美雨 さんの

「結婚相手は抽選で」

を 読みました。

 

これと ちょっと似ていて

もしも こんな法案が可決したら

というお話。

↑ 「七十歳死亡法案」

↓  「抽選見合い結婚法」

 

 

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『抽選見合い結婚法』

25〜35歳までの男女で

残価や離婚歴がなく子供のいない独身者が対象。

相手が気に入らなければ3人までは断ることができる。

断られる回数は何回でもOK

どうしても気に入らずに3人断った場合は

テロ対策活動後方支援隊に2年間従事しなければならない。

 

もしも

少子化対策のために

結婚相手を抽選で決めることになったら

という話で

対象となる男女が主人公の短編が4つ。

 

こんな法案ができたら

きっと結婚が増えるだろうと思いきや

結婚できない(断られ続ける)

または

結婚したくない人が出てきて

そうそう うまくはいかないというのが

おもしろかったなあ。

 

3回断ったら支援隊に入らなければならないから

そこに入る人が増えてしまうところとか

結婚したくない人が多いのは

現代社会の傾向と同じ。

 

田舎では結婚して一人前って考え方が

まだ残っていて

それが堅苦しいのも同じ。

 

嫁という呼び方が好きじゃない。

嫁は介護要員

その家の家政婦と思っている人も

現実にまだ残っているのよねえ。

女性が結婚したくないのは分かる。

 

 

 

登場人物

鈴掛 好美(すずかけよしみ)さん  31歳 看護婦 

      母が重い 東京に引っ越す

      いい人に巡り会うけれど

冬村 奈々(ふゆむらなな)さん  30歳 ラジオ局正社員

      恋人と結婚しようとするが  母とぴったり

銀林 嵐望(ぎんばやしらんぼう) 31歳 旅行会社添乗員

宮坂龍彦(みやさか龍彦) 27歳 

      コンピューターソフト会社勤務 システムエンジニア

法律ができてもなかなか結婚はしない。

 

 

 

しかし

実際に 結婚する人が増えたら出生率が上がるのかな?

 

先日

日本や韓国の出生率が下がり続けているというニュース記事を見かけました。

特に韓国は日本より低くて

0.81なんですって。

日本は1.30ぐらい。

どちらも家庭における家事・育児に関わる時間が

女性に偏っているのが原因だと。

コロナ禍によって日本や韓国は女性の家事負担が増え

出生率も下がり

北欧などは反対に出生率は上がったとのこと。

男性の子育ての力量が上がったためだとか。

 

結婚することによって

女性の家事負担が増えるのであれば

しなくてもいいかって思う人もいるよね。

 

 

ちょっと前 NHK BSで

垣谷さん原作の「定年オヤジ改造計画」が

郷ひろみさん主演でドラマ化されているのを見ました。

おもしろかったあ。

家事育児は女の仕事だと思っていたオヤジが

だんだん家の仕事をするようになっていく様が

とってもよかった。

 

 

結婚とか家とか戸籍とかに縛られず

結婚・出産しても仕事が奪われず

保育園とかの待機児童がなくなり希望者が全員入れるようになって

赤ちゃんや子どもを連れている人が守られるようになれば

もう少し 子どもを育てたいという人が増えるかも?

いやいや

まだまだいっぱい解消しなければならない問題がある気がする。

 

 

 

 

 

 

 

hinemosunotarifire.hatenablog.com

 

 

 

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