7名の作家による お金にまつわる短篇集
「ここだけのお金の使いかた」
を読んでいます。
この本は文庫本。
何度かTwitterなどで目にしていて
単行本だと勘違いしていました。
でも図書館で運よく新刊本のところで見つけることができました。
百万円分の無駄 新津きよみ
一生遊んで暮らせる方法 原田ひ香
12万円わんこ 大崎 梢
廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか? 永島恵美
わらしべ長者のつくりかた 福田和代
塾に行かない子どものための五つのクリンプス 図子 慧
二千万円の差額 松村比呂美
それぞれの短篇の題名からしておもしろそう。
今まだ読んでいる途中なのですが
その中の1篇を読んでいて考えたことを。
原田 ひ香さんの
「一生遊んで暮らせる方法」
が おもしろかったあ。
スカッとしました。
FIREを目指す夫と妻のお話。
新しいNISAのことやら
○天経済圏のことやら
FIRE関連ブログでも出てくる言葉がいっぱいで
今現在の誰かの話を
ブログで読んでいるような気持ちになりました。
それにしても
FIREは単身だったら
まだなんとか自分の責任でやれば良いのだけれど
夫婦で達成するには
色々と難しそうだなあと思いました。
お互いの方向性が同じでないと
どちらかが我慢することになりそう。
仕事を辞めてFIREするという夫が
「家事も今と同じように半分ずつやるし、
僕は次のボーナスをもらったら仕事をやめて、
本当の自分を探すことにするよ」
と言って
妻にはこれまで通り仕事も家事もやってもらおう
と思っているところが???
いやいや妻に働いてもらうのなら
家事は全部やればいいんじゃないの
とか
家事を半分やっていると思っているけれど
全然半分じゃないでしょ
とか
そもそも
夫婦二人でFIREできるぐらい貯めてからでしょ
とか
思いながら読んでいました。
最後は
ああそうなるか。
それでよし。
とスカッとしました。
おもしろかった〜。
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