ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

古書店と図書館とおいしいご飯「古本食堂」「図書館のお夜食」

原田ひ香さんの「古本食堂」を読みました。

 

 

↑  文庫本がありました。(楽天市場

 

原田ひ香さんのTwitterより

 

 

この本では

珊瑚(さんご)さんと美希喜(みきき)さんという女性が出てくるけれど

私は珊瑚さんが主人公かなと思っていました。

帯では大学院生である 美希喜(みきき)さんが主人公っぽく書かれているなあ。

どちらの心情も一人称で書かれているけれど

最初の登場人物が

お兄さんの急逝によって

残された古書店を継ぐことにした珊瑚さんだったので

ワタシがそう思い込んでしまったか?

それか 年齢の近い方に親近感を持って読んだのかも。

 

これまでずっと暮らしていた町を離れて

東京でひとり暮らしをする珊瑚さんを

ちょっとうらやましく思いました。

新しい生活を始めるところが。

 

自分の生活圏に

おいしいものが食べられるお店がいっぱいあるのもうらやましい。

選べるのが良い。

本がいっぱいあるのも良い。

ワタシの知らない本が出てくるのと

その本から新しい世界が広がる感じが好き。

知らないことがいっぱいだなあ。

これまで知らなかったことを知ることができるのはしあわせだなあ。

 

P288

「考えてみたら、この町が全部『古本食堂』ですよね」(美希喜)

 

「町中に古書があふれていて、おいしいものがあふれていて」(美希喜)

 

こんな町にしばらく住んでみたい。

 

 

本とおいしいものといえば

原田ひ香さんの「図書館のお夜食」も読みました。

この帯にも書いてあるけれど

食×本×仕事のお話です。

「古本食堂」も同じ。

 

弱いです。

ワタシは本と美味しいものが出てくるお話に弱いです。

 

こちらは

本の中に出てくる料理を食べる場面がある。

食いしん坊のワタシはそれがうらやましい。

 

ちょっと話は飛ぶけれど

登場人物の中に

これまで本好きだったけれど

歳をとったからか

本をあんまり読めなくなったという人が出てきます。

ちょっと最近のワタシに似ているかも。

文字を追うのに時間がかかるようになって

集中できず読み終わらないまま返す本もたまにある。

簡単に読めるコミック本の方に手が伸びる。

 

本を読めなくなるのは恐怖です。

一時的なものなのか。

歳をとったからなのか。

ほんわかした話を求めているからか。

まあのんびりゆったり読もうと思います。

時間はあるのだから。

 

 

 

 

 

 

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