原田ひ香さんの
「彼女の家計簿」
を読みました。
シングルマザーの里里(りり)に送られてきた
加寿という女性の 戦中から戦後につけられた家計簿。
里里と加寿の関係は?
家計簿を通して一人の女性の生き方が見えてくる話。
少し謎解きみたいなミステリーのような要素もあって
どんどん引き込まれ読み進めました。
家計簿という言葉があると読んでみたいと思うワタシ。
家計簿が好きなんだもの。
家計簿をつけることが好きなんだもの。
家計簿をつけていてよかったと思うのだもの。
ワタシの家計簿は単純に数字と品目名が書いてあるだけだけれど
それだけでもいつどこに行ったとか何をしたとか
家計簿を見るとわかることが多い。
でも
この中に出てくる家計簿は一人の女性の日記のようなものでした。
家計簿を書いた加寿さん
家計簿を受け取った里里さん
家計簿を見つけて里里に送った晴美さん。
主人公は里里。
この三人の女性の生き方を中心に
謎が少しずつ明かされていく展開でおもしろかった。
そして今回もまた
最後は明るい未来が見えました。
文庫本
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