原田ひ香さんの
「三千円の使いかた」を読みました。
お金にまつわる家族のお話。
２４歳の 美帆さんは夢のためにお金を貯め始める。
２９歳の 真帆さんはしっかりタイプ。目指せ！貯金１千万！節約生活に励んでいる。
５５歳の 智子さんは老後のことが心配になる。
７３歳の 琴子さんは１０００万円の預け先で迷う。そして働きたくなる。
最初に出てくるのが
祖母 琴子さんが 孫の美帆さんに言った
「人は三千円の使い方で人生が決まるよ。」
という言葉。
琴子さんは
お小遣い帳をつけてる？とも尋ねます。
中学生だった美帆が 祖母 琴子さんからもらったお年玉が三千円。
すぐに使ってしまった美帆と
お小遣いを足して欲しかった財布を買った姉の真帆。
そして そのお年玉の使い方は
大人になってからは大きな違いになっていました。
お小遣い帳とお年玉で思い出したのが自分のこの記事。
ワタシはお年玉の使い方で金銭感覚を養ったのだと思います。
この本は４人の女性と１人の男性の
お金の使い方にまつわる話なんですけれど
本当に
お金の使い方はその人の価値観によって全然違う。
宝石に使う人もいれば
旅に使う人もいる。
贅沢な旅をする人もいれば
お金をできるだけ使わない旅をする人もいる。
時間をお金で買う人もいれば
時間を使ってお金を使わない人もいる。
お金の使い方は
その人の人生を決めるのはその通り。
この本の中で 何回も 琴子さんから 出てくる
家計簿 という言葉。
ワタシは家計簿をつけるのが大好きなんだけれど
やっぱり自分のお金の使い方を把握していることは大事
だと思います。
ワタシは家計簿のおかげで早期退職できたと思っています。
家計簿は日記の代わりにもなる。
自分がどんな生活をしていたのか振り返ることができる。
hinemosunotarifire.hatenablog.com
やっぱり家計簿は大事。
６つの短編小説が
連作となっていて最後はつながってまとまっていくお話になってます。
５人のお金についての考え方と生き方を面白く比べながら読みました。
文庫本出てます。
hinemosunotarifire.hatenablog.com
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今週のお題「読書の秋」
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