ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

おもしろかった 垣谷さん初のエッセイ集「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」

垣谷美雨さんの

「行きつ戻りつ死ぬまで思案中」

を「読みました。

垣谷さん初のエッセイ集です。

 

とてもおもしろかったです。

自分が言語化できていないものを

垣谷さんが文章にしてくれたと

スッキリしたところあり

自分が感じていたもやもやの正体や

そんな考え方があるのかと

新しい視点に気付かされたところあり

大変よかったです。

 

 

目次より(特に心に残ったところ)

 

・リアリティとは何か

・英語ペラペラになりたかった

アメリカ人はいいよね、英語が話せて

 

・漢字を捨てた国

・我らが漢字文化

 

・頑固な先入観とと言いますか偏見

・あなたらしくないと言われても

 

・疲れ果て、子供たちを理不尽に叱った日々

・一度母になったら死ぬまで母である

・子供はまだかと脅迫する世間

・子ガチャ

 

・親も自分も赦(ゆる)そう

 

漢字文化について

確かにそうだなあと思いました。

もし漢字がなかったらパッと見て意味を理解することが難しい。

ひらがなやカタカナだけで表されても

パッと見て意味が分からない。

 

読書 どくしょ ドクショ

猛暑 もうしょ モウショ

暑い 熱い 厚い あつい アツイ

 

漢字を読めて使えるということは便利なことなんだな

と気付かされました。

 

『母親になって後悔してる』(オルナ ドーナト 著)から

初めて母親になるのに

母親になった途端に求められる役割が大変多い。

 

母親になれば、「自分の人生の主役は自分である」

という当たり前のことを剥奪される。

子供から離れたり休憩したりする機会も

極端に限られてしまう。

一方で、ほとんどの父親は逃げることができるし、

実際にそうしている。(P227)

 

 

 

読んでみたくなりました。

 

 

親も自分も赦そう

親は誰しもその時々で「精いっぱい」だったのだ。(P254)

親も親になったのは初めてだったのだ。

ワタシは母を親としてみていてやぱり甘えていたんだなと

気付かされました。

 

 

その他

同年代(ワタシからするとちょっと上)だからか

重なっている年代もあって時代背景も分かり

書いてあることに共感すること多し。

 

垣谷さんの小説を読むにつれ

ご本人はどんな方なのかと思っていました。

このエッセイを読んで

垣谷さんの考えていることが知れました。

読んでよかった。

たくさんの気づきがありました。

 

 


 

 

 


垣谷さんの小説は読後感が良いのでどれもおすすめ。

 

 

 

↓ ↓  いつもありがとうございます 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ   にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ   にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

  

PVアクセスランキング にほんブログ村