垣谷 美雨さんの
「あなたの人生、片づけます」
を読みました。
垣谷さんの本は
「老後の資金がありません」に続き
2冊目となります。
hinemosunotarifire.hatenablog.com
・結婚適齢期を過ぎた片づけられない独身OL
・別居の子どもがしてくれると思っている妻に先立たれた老人
・大きな家に使わないものをため込んでいる一人暮らしの高齢女性
・ある事件がきっかけに心が壊れてしまった主婦
この4人の片づけにまつわるお話です。
この4人に片づけの指導をするのが
片づけ屋 大庭十萬里さん。
読み始めたら
あっという間に読み終わってしまいました。
片づけ屋の 大庭十萬里さんは
自分で片付けをするのではないのです。
お客さんに 命令するのではないのです。
その人が片づける気持ちになるように
心の問題を解いていくのです。
どうして片づけられなくなったのか
その原因を見つけて
解決していこうとする。
人生が切り開かれていくような
その後の人生が明るく希望が見えるような状態に持っていく
大庭十萬里さん。
読後感が爽やかです。
そうです。そうです。
ワタシは最後に希望が見える話が好き。
出てきた4人の未来が明るくて
きっと部屋も片付いていくだろうなあ
思えてうれしくなった本でした。
あっという間に読んでしまいました。
文庫本ありました。
この姉妹本と言えるのが
「あなたのゼイ肉、落とします」
文庫本
主人公は片づけ屋の 大庭十萬里(とまり)さんの
妹 大庭小萬里(こまり)さん。
これも おもしろそう。
検索したら図書館にあるということだから
予約をいれたところです。
お正月休み前に借りられるといいなあ。
さて
部屋を片付けられない人間は 心に問題があるのか?
うん。
多分あるのだろうなあ。
それはワタシの実体験からもそんな気がします。
ストレスフルな状態の時は
部屋に物があふれて
片付いていない状態だったもの。
でも
ストレスから解放されて今の部屋の状態は?
一応 片付けられたけれど
退職後 結構たくさんのものを捨てたけれど
それでも 物が多い。
捨てられない。
ということはワタシはまだ
なんらかの問題を抱えていることになります。
なんだろうなあ。
もったいない病かなあ。
何かある。
未来への不安か?
部屋の状態はその人の心の状態だと言いますものねえ。
ああ。
一人暮らしを始めたばっかりの頃は
あんなに物が少なくてスッキリしていたのに。
どんどんどんどん
物が増えてしまった。
本は大すきでどんどん買ってきて部屋にあふれていました。
何回か断捨離をしたのだけれど
その後 雑誌類・ムック本が増えてしまった。
本は 最近は
購入する時はできるだけ電子書籍にしています。
これだと部屋に本が増えないし
旅にたくさんの本を持って行けるので便利。
やっと「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」の
電子書籍版を買いました。
これはお正月の図書館がお休みの間に読もうと
ダウンロードをして読むのを楽しみにしています。
でもつい最初の方は読んでしまったので
お正月まで がまん・がまん。
話がそれてしまいました。
今のワタシの部屋の状態は
やっぱり物が多いです。
ワタシが突然死をしたら
残された家族はモノの処分に困るだろうな。
最後はスッキリして旅立ちたい。
スッキリした部屋で暮らしたいなあ。
まずは 身の回りの必要のないもの
ゴミとなるものをせっせと捨てることにします。
読んだら
片付けをしたくなる本でした。
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