ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

年金で悠々自適な親世代と出費の多い子世代〜「老後の資金がありません」

先日の記事の図書館で借りてきた本。

hinemosunotarifire.hatenablog.com

面白くて一気読みした本があるのですが

それは また今度にして

2冊目の本の感想から書きたいと思います。

読みたてほやほやなのでこちらから。

 

とある方のブログで紹介されていて

借りてきた本です。

ありがとうございます。

 

 

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垣谷美雨さんの

「老後の資金がありません」を読みました。

 

面白かった。

好きなキャラクターは

姑さん。

なかなかの大物とみました。

老舗のお店を売って二億円を手に入れ

娘の家の近くに平家の家を建て

豪華クルーズ船で世界一周や贅沢三昧の生活を満喫した後

夫婦二人で豪華なケアマンションに入居。

子世帯2件から9万円ずつ援助してもらい

豪華なケアマンションで生活している。

いいなあ。

物語が進むにつれまたその生活も変化するけれど

それでもなんとか生活していく。

いいなあ。

そして姑さんの性格が・・・

ワタシはこの姑さんが好き。

 

これは

年金をもらって悠々自適な親世代と

出費の多い現役子世代の話だと思いました。

 

その子世代の

主人公の篤子(あつこ)さんには

さまざまなお金の問題が降りかかり

老後資金がなくなるどころか

日々の生活さえも維持できるのか心配になってくる。

 

娘の派手な結婚式の費用問題、

夫の父親の葬式代とそれにまつわる追加費用で

どんどん老後資金が減っていき

さらに 自分も夫も職を失う。

頼りにしていた夫の退職金は0円。

姑さんに仕送りする毎月の9万円。

二人とも失職してどうするの?

 

そこから物語が進んでいくのですが

ちょっと事件が起こったり

娘さんの離婚?の心配をしたり

そんな中でも

篤子さんが言いたいことを小姑に言い

なんとかしていこうとするところが好きです。

篤子さんの友達のサツキさんの存在もいい。

 

そうそう。

読みながら

お葬式ってお金がかかるのねと思いました。

でも今は

お金のかからないお葬式の方法もあるのを知りました。

 

 

文庫本になっています。

 

 

映画化されるそうで

見てみたくなりました。

でもストーリーは

原作とはやっぱりちょっと違うみたい。

お姑さんのキャラが微妙に違う気がする。

 

ワタシの中ではこの話を読みながら

大誘拐」で

北林谷栄さんが作り出したおばあちゃん像が目に浮かびました。

まあ大誘拐ではもっと大物なんですけれど・・・

根っこが同じ雰囲気があるんですよ。

ワタシの中では。

 

 

 

でも映画の中の草笛光子さんのおばあさま感も好きです。

おもしろそう。

 

 

「老後の資金がありません」

面白かった〜。

これも一晩で読んでしまいました。

読みながら映画を見ている気分になるんですよ。

どんどん読み進められました。

老後の資金について考えている人

特にワタシと同世代ぐらいの方は

共感するところも多く読めるかと思います。

違う世代の方にも

もちろんおもしろく読めると思います。

映画を見る前に読んで比べてみるのもいいかも。

反対に 見た後に読むのもいいかも。

 

最後はふふふ。

 

読書は楽しいなと思えた本でした。

 

 

 

 

 

 

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