青山美智子さんの 「月曜日の抹茶カフェ」
を 読みました。
心がじんわりあたたかくなる
12編の12の月の物語です。
一年が過ぎてそしてまた巡り来る
優しい優しいお話。
一月ごとに主人公が変わっていきます。
それが短いのでさくさく読み進め
あっという間に読み終わってしまいました。
「木曜日はココア」を の 続編。
舞台の始まりが 同じ マーブルカフェです。
そして登場人物がどこかでつながっています。
作中の好きな言葉
P16
「人でもものでも、一度でも出会ったらご縁があったってことだ。縁っていうのはさ、種みたいなもんなんだよ。小さくても地味でも、育っていくとあでやかな花が咲いたりうまい実がなったりするんだ。種の時は想像もつかないような」
(マスター)
P20
ノリの良さと運の良さは比例する
(マスター)
P26
大丈夫。私は、最高にツイてる。
(美保)
P75
自分が一番大事だって感じることをちゃんと大事にできたんだから、それでいいんだよ。
(光都)
P163
「あっちしか見てないからやろ?体の向きを変えたら世界が一変するで」
(実篤)
P181
この世に生まれ落ちたときから、僕たちはただどこまでも繋がり続けている。
(マーク)
P192
「みんなで育てるんですよ」
(宮司さん)
P207
最初から最後まで未完成。機械ではなく、人間のことみたいだと直感的に思った。
(福居 吉平)
「木曜日にはココアを」
「月曜日の抹茶カフェ」
のどちらにも ミニチュア作家の 田中達也さんが
制作して撮った写真が使われています。
裏表紙の二人は多分 あの二人。
田中さんのTwitterやインスタを見るのも楽しい。
宅配仕事がパンパン
— Tatsuya Tanaka 田中達也 (@tanaka_tatsuya) April 28, 2022
#魔女の宅急便 #金曜ロードショー pic.twitter.com/QpJJDGkzh6
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