ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

金銭感覚はいつ作られるのか?「お金さま、いらっしゃい!」

高田かやさんの

「お金さま、いらっしゃい。」

を読みました。

 

「カルト村で生まれました。」

「さよなら、カルト村。」

の 高田 かよ さんの3冊目の本です。

 

1冊目と2冊目の感想はこちら↓

 

高田 かよ さんは

19歳まで カルト村で育ちました。

全てのものが共有で

自分のものを所有することが制限されていた子ども時代

お小遣いなどがなくお金を使うことがなかった子ども時代。

食べるものも

着るものも

生活に必要なものは全て村が用意してくれて

お金の心配をしたことがなく

言われたことをしておけば生活できる村から

一般社会に飛び出したのは19歳の時。

 

好きな場面は

初任給13万円をもらった時と

一人暮らしを始めた時のエピソード。

 

なんだか

自分の初任給や一人暮らしのことと比べながら

懐かしい気分になりました。

ワタシの社会人1年目の生活費はこちら。

hinemosunotarifire.hatenablog.com

 

高田かよさんは

これまでお金を使わない生活が染み付いているから

給料をもらう生活になっても

買うことよりも ある物でなんとかするという習慣になっていました。

でも 一人暮らしをするときには

自分で貯めた貯金で家財道具一式を購入します。

ワタシの場合は 初任給でベッドを買ったなあ。

ど〜んと使っちゃったなあ。

 

段々とお金を使う生活を確立していく過程も

なんだか懐かしく感じてしまう。

それまで買ったことがなかったものを

買うようになる。

お金を使いながら

新しい世界が広がっていくんですよね。

 

ちょっと似ているなと思ったところは

コンビニを贅沢なレジャー感覚で利用するところ。

定額で売られているコンビニは

普段は利用しないけれど

たまにはレジャー感覚で買い物をするそうです。

ワタシの場合は

リタイア前にはたまに利用する程度でした。

すっごく疲れていてスーパーで買い物をする元気がないときは

コンビニのお弁当を買っていました。

するとコンビニじゃなければない商品も見かけて

つい買っちゃうんですよね〜。

コンビニに行ったら お金を使い過ぎちゃう。

リタイア後は コンビニ利用はあまりなくなりました。

でもたまにコンビニに売っているものが食べたくなる時もあります。

レジャー感覚で買い物という

高田かよさんの表現

すごく合っています。

 

これを読んで思ったのは

金銭感覚はいつ作られるのかってことです。

 

高田 かよ さんは

子どもの頃は お金のない世界で育った。

でも だからと言って

そこで金銭感覚が育たなかったとは言えないと思いました。

お金がないからこそ育つものがあったのではないかと。

それは

ある物で済ませるとか

我慢するとか

そういう感覚。

節約が自然に身についているのです。

 

子ども時代にお金を使わない生活をすると

給料をもらうようになると

あればあれだけ使ってしまうのでは

と思ったけれど

そうではありませんでした。

 

でも

こんな例も聞きますよね。

子ども時代に

インスタント食品とか添加物の入ったおやつを

全然食べさせてもらえなかった人が

大人になったら

それを好んで食べるようになるとか。

 

とすると

全て自分の自由になる

一人暮らしを始めた頃も大事になってくるのかな。

一人暮らしに拘らず

給料をもらって自分でそのお金を使えるようになる時期。

しかし

そのときには金銭感覚はある程度できている気がする。

その土台があって

自分の自由になるお金を使いながら

金銭感覚は育っていくのかな。

 

 

hinemosunotarifire.hatenablog.com

 

金銭感覚は

やはり子ども時代と

初めてバイト代や給料をもらった頃に

お金を使うという経験を通して

育てられるのかなと思いました。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

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