ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

お小遣い帳とお年玉

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家計簿をつけるのは好きです。

 

節約というよりも

記録するのが目的で家計簿をつけてきました。

 

[お小遣い帳]

 家計簿というよりも

お小遣い帳をつけるようになったのは

多分小学生の時だったと思います。

うちは現金収入が定期的にある家ではなく

季節によって入るときは入るという農家でした。

だから毎月お小遣いをもらっていたわけではありません。

それでもお小遣い帳はつけていました。

 

[私の金銭感覚を作った時期]

私の金銭感覚を作ったのはこの時期です。

いつからだったか分かりませんが

親は お年玉を全部ワタシに渡しました。

お年玉は 親の世界で行ったり来たりしているのは分かっていました。

ワタシがもらった分,親が相手の子どもにあげている。

だから 親がお年玉を預かっておくのは当たり前だと思っていました。

 

しかし いつからか

「自分で好きなように使いなさい。」

だったのか

「お年玉は全部渡すからお小遣いはあげません。」

だったのか分からないけれど

子どもの頃のワタシには とても大きな価値のある

自由になるお金が ドカンとお正月に入るようになりました。

 

[お年玉の使い方]

 お正月には 毎年 祖父からお年玉として1万円もらいました。

当時のワタシたちにとってはかなり大きな金額でした。

その一万円を持って

ワタシたち姉妹は二人で列車に乗って

近くの大きな街に買い物に出かけました。

デパートがある街です。

一年に一度その大きな街に行って

デパートをいくつか回って

自分の服や学用品などを買うのが楽しみでした。

一大イベントでした。

多分その買い物には失敗もあったでしょうが

大きな金額を自由に使えるという喜びを大いに感じました。

  

chikirin.hatenablog.com

 

ちきりんさんの このエントリーを読んだとき

自分の子ども時代を 思い出しました。

 

お年玉は祖父からだけでなく

何人かからも もらっていたので

残りが 1年間のお小遣いになりました。

12で割って予算を決めて

その範囲内で自分の欲しいものを買う。

限られたお金を使う習慣ができたのです。

でも切羽詰まったものではなくて

時々は 手伝いのご褒美にお小遣いをもらうこともあったし

学用品などどうしても必要なものは買ってもらっていたと思います。

 

[ひとかけらのガーナチョコ]

 お年玉からは

本当に自分が欲しいものを買うことができました。

おやつとか、本とか、漫画とか。

ああ、今 思い出しました。

たまに一枚のガーナチョコを買ってきて

それを一日に ひとかけらずつ食べていたことを。

お腹にファスナーがあってちょっとしたものが入れられるぬいぐるみに

ガーナの箱を入れて

1日ちょっとずつ食べていたことを。

 

ぬいぐるみのお腹の中に入っているガーナ。

ファスナーを開けた時に

ガーナの香りがするのです。

あの香りも好きでした。

ひとかけらのガーナ 

あの頃の私にとっては 贅沢なおやつでした。

 

[感謝]

私の金銭感覚を作ったのは

お年玉の使い方でした。

そして両親や祖父母の

贅沢はしない。でも必要なものにはちゃんと使うという

お金に対する考え方も強く影響しました。

あの時

当時の私にとってはかなりの大金になるお年玉を

子どもに自由に使わせるという判断をしてくれた両親に感謝しています。

 

 

金銭感覚を養うなら

お年玉の使い方を子どもに任せるのがおすすめ。

子どものうちにお金の使い方を考えさせる

お金の使い方の失敗を知る

良い機会になると思います。

 

 

  

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