ワタシは 早期退職をするまでに給料をどれぐらいもらったのだろう。
どなたかの 生涯給料?生涯年収?生涯賃金の記事を見て
自分のことも調べてみたくなりました。
エクセルでは社会人9年目からの記録が残っていますが
それ以前の記録はありません。
そこで これまでの給与支給明細書を引っ張り出しました。
(実は 全部捨てられずにとってあります。)
初任給は 116800円
そのあとは住居手当もついて
社会人 1年目は
だいたい12万円ぐらいの給料だったようです。
12万円でどんな生活をしていたのか?
こちらの方に興味が移ってしまいました。
そこで 今度はその時の家計簿を見始めました。
家計簿も とってあります。
(捨てられない。)
手帳もあったので見ましたが
ほとんど書いてなくて参考になりません。
家計簿の方が 生活が見える気がする。
しかし当時の光熱費が分かりません。
口座引き落としのため記録がありません。
家計簿では多めに入金しておいて
足りなくなりそうな頃
また入金する形にしていたようです。
でも光熱費が知りたい。
そこで過去の通帳を探しました。
これも捨てられなくてとってあるのです。
ワタシの捨てられない性格と
断捨離の必要性については棚に上げといて
とにかく過去の資料がしっかり揃いました。
9月給料からの家計簿です。
この月の給料は 121000円でした。
家計簿にはその時の支出金額しか記録していなかったので
品目ごとに集計してみました。
それが こちら。
注 表の「保険衛生」は「保健衛生」の間違いです。
住居費合計 34379円
家賃 25000
電気 1884
ガス 706
水道 590
電話 6199
六畳に小さなキッチンとユニットバスの部屋で
ワタシの一人暮らしはスタートしました。
光熱費もこんなに低かったんだ。
ガスは 都市ガスでした。
この時はインターネットもなくて
携帯電話もなくて
電話だけが通信手段。
電話の権利が高かった。
(家計簿の記録では 74190円。)
食費 30020円
食費 28520 (外食費含む)
嗜好品 1500 (ビールなど)
びっくりしたのは 食費の高さです。
食いしん坊のワタシは
食事にしっかりお金をかけていたのでした。
この時は 便利なところに住んでいたので
友達とランチに出かけたり
食べ歩きをしたり
いっぱい外食もしたようです。
可愛いのは 嗜好品(ビールなど)代が
たったの1500円だったこと。
あんまりビールが飲めなかったけれど
小さな135ml 缶を買ってきて
お風呂上がりに一口飲んでいたのを思い出しました。
それも毎日ではなかったです。
それが リタイア前は
350ml 缶を毎日飲んでいましたからね。
変われば変わるものです。
小さな缶ビール
その他 43580円
教育 2869(仕事関係の本)
保健衛生 6000(髪カット・クリーニング)
交際娯楽 21800(飲み会・写真現像代)
交通 6160(ガソリン代・タクシー代)
その他 6760(雑貨・そのほか・不明金)
注目すべきは 交際娯楽費。
飲み会も何回もあって
結構高い出費がありました。
手取り12万円で
6000円の飲み会ってかなりの負担。
でも 社会人1年目のワタシは
断るなんてことできなかったのだろうと思います。
貯金 20000円
手取り12万円でも
ちゃんと2万円を貯金していました。
えらい! 社会人1年目のワタシ!
生活費合計 127979円
数字だけ見ると赤字ですが
光熱費代は事前に口座に振り込んでいたので
それを除くと家計簿の記録では
この月は 118590円支出で
20400円の繰越になっていました。
グラフにすると 以下のようになりました。
当時はバブル真っ只中。今から32年前。
物価とか消費税がないのもあるのだろうけれど
社会人1年目のワタシは
結構 生活を楽しんでいたようです。
グラフもバランスが良いような気がする。
多い順に
1 食費 22%
2 家賃 20%
3 娯楽 17%
4 貯金 16%
5 固定費 7%
と続きます。
手取り12万円でも
家賃を低く抑えれば
貯金もできるし
外食もできる。
飲み会にも何回も行っていた。
社会人1年目のワタシは
当時 青春を謳歌していたことが分かりました。
しばし
過去にタイムトラベル。
当時のことが懐かしく愛おしく思い出されたひとときでした。
あ〜楽しかった。