ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

元気かと聞けば 元気じゃないと答える

デイサービスのない日

いつもは正午ごろに起きてくる 母 さっちゃんが

午前10時ごろ

目を覚まし動き出しました。

 

おはよ

 

おはよ

 

ワタシが

元気かあ?

 

と聞くと

 

元気じゃない

 

と答えるさっちゃん。

 

え?

 

ワタシがびっくりすると

 

にかああ

と顔をくしゃくしゃにして

笑ったさっちゃん。

なんだ〜騙したな。

 

どうやら

元気なようです。

 

もう

びっくりしたあ。

でもまあ

騙す元気があってよかった。

 

ろれつが回らなくなって驚いて

翌日 病院に行って

朝夕の薬が増えた 母 さっちゃん。

あれから

会話は普通になった感じがします。

薬が効いているのかな。

 

病院から帰ってきてから気になった言葉を考えます。

 

お医者さんが 

認知症が進んでいないか心配しているんですね

と言ったんです。

認知症は進んでいません。

前回と同じポイントです。

 

後で気づいたけれど この前回のポイントというのは

くも膜下出血の手術後に検査した時のポイントで

それから多分これよりもよくなるでしょうと言われたのでした。

手術後 回復したと思っていたので

ワタシの中では認知症という認識がありませんでした。

 

認知症ですと言われた覚えはありません。

ワタシの中では

ただ体がうまく動かせなくなったという認識だったけれど

違ったのかあ。

 

認知症だったのかあ。

 

ワタシは

母の性格とか精神的な病気からくる行動だと認識していました。

 

認知症だったのかあ。

 

とすると

ワタシの対応はずいぶん間違っていたことになります。

ちょっと前のことですが

母の人を馬鹿にするような言葉に

ワタシがすごく怒ったことがありました。

ワタシはそんな言葉を使ってほしくなかった。

だから一生懸命訴えたけれど

母はきょとんとしてその意味が分からない感じで

ワタシひとりだけが熱くなっていたのです。

あれは 言葉がうまく出てこないで

違う意味で言ったのかしら。

 

 

もう一度 この本を借りてきました。

 

 

ワタシは優しくなかったなあ。

この本を読んでいたのに。

 

方向性としたら

デイサービスに通うようになって

刺激を与えているのだから良いのだと思うことにしよう。

 

この本の中には救われる言葉がたくさん書いてあるけれど

 

P47

「ご家族が怒ったことで

 認知症が進行したケースはありませんよ」

 

この言葉をもう一度思い出しました。

怒ってもいいんですね。

自分が我慢しなくてもいいんですね。

我慢しないでもいい。

自分の感情も大事にしよう。

抑え込まない。

でも 優しく 優しく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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