サンブンノイチは死に至り
サンブンノイチは後遺症が残り
サンブンノイチは社会復帰できる
と言われて
ワタシは最初 母の命が危ないことに気づいていませんでした。
しかし執刀医の先生から
何度も何度もそのことを言われて
ああ これは最悪なサンブンノイチも覚悟しなければいけねいのだなと
やっと気付きました。
そして泣いてばかりの数日を過ごし
術後２週間は気が休まりませんでした。
術後２週間が過ぎて
血管造影検査の結果が良好だと聞いて
やっと心が軽くなったのでした。
でも後遺症が残るのは覚悟していました。
それが
記憶もしっかりあり
会話もできる。
少し単語が出ない時もあるけれど
伝えたいことはちゃんと伝わります。
発語に難ありと言われた時から
すっかり回復したのだと実感できました。
立ってズボンを履こうとして
バランスを崩して倒れるんじゃないかと心配。
そばに行くワタシ。
座って履いたらと言うけれど
結局立ったままだった。
どきどきする。
トイレ。
自分で尿意を感じて
自分で行く。
ほとんど入院前と変わらない。
奇跡なんじゃないかと思う。
頭には手術をした名残りで
髪が短くて傷跡が残っているだけ。
でも一部分だけで
それがかえってかっこよい髪型に見える。
おでこの上あたりから
半円に丸く耳の手前まである傷口を見ると痛々しい。
よくこんな大きな手術に耐えたものだなあと思う。
奇跡なんじゃないかと思う。
いっぱい母と話そうと思う。
↓ ↓ 関連ブログはこちら
