さくらももこさんの
「世界あっちこっちめぐり」を読みました。
1997年に出版されたエッセイです。
表紙裏に 行く前と後のキモチが描かれていておもしろい。
・スペイン・イタリア編
・バリ島編
・アメリカ西海岸編
・パリ・オランダ編
・ハワイ編
の5つの旅が入っています。
文庫本ありました。
ほぼ同年代なので
百恵ちゃんとか秀樹とか
テレビ番組とか当時のおもちゃとか流行ったものなどが
自分の子どもの頃に重なって
懐かしく感じる場面も多いです。
第1話 夏休み前の最後の登校日
学校からの帰り道に
ヘチマの鉢とか絵の具道具とか工作とか
たくさんの大荷物を抱えて歩いている場面は
夏休み前のウキウキ感を思い出すのでした。
夏休み前に 計画的にちょっとずつ持って帰れば良いのに
結局 最後に大荷物になる。
ワタシもそんなことがあったような・・・。
そのちびまる子ちゃんが
そのまま大人になったような
そのままの語り口でエッセイが書かれていて
おしゃべりを聞いているような気分にもなるエッセイでした。
出版社の企画で旅をするももこさん。
夫婦で旅っていいなあ。
ガイドさんがその土地ごとについているっていいなあ。
お父さんが行きたかったところへも
連れて行けていいなあ。
1997年出版なので
ももこさんが30歳をちょっと過ぎた頃に旅をしたのかしら。
6ヶ月で5つの旅って
若いとはいえ
結構ハードスケジュールですね。
仕事で旅ができるっていいなあと思ったけれど
普通に仕事をしながら
6ヶ月に5回も海外旅行に行くなんてものすごく大変そう。
当時お子さんは2歳だったと書いていあるし
毎回心配だったでしょうね。
さて
自分も行ったことがある場所が出てくると
ワタシもここに行ったよ〜と
ちょっとうれしくなり自分の旅を思い出しました。
特に バルセロナは思い出深い。
また行ってみたい街 バルセロナ。
サグラダファミリアが完成したところを見てみたい。
グエル公園でタイルをじっくり眺めたり
公園のベンチにのんびり座ったりしたい。
ガウディの建築物を見て回りたい。
ワタシはひとり旅で
英語もそんなに分からないので
(もちろんスペイン語はさっぱり分からない。)
ただ見るだけ。
資料は持っていたガイド本。
当時はそれだけで満足していましたが
もしガイドさんがいたら
もっといろんなことを理解できてもっと楽しかっただろうなあと思います。
いつか
ワタシもガイド付きの旅をしてみたいと思っていました。
リタイア生活に入る前は
一生に一度ぐらいはそんな贅沢な旅をしてみたいと思っていました。
現地で1日くらいのガイドさんをお願いするのだったら
なんとかなりそうだと。
でも新型コロナウイルスの感染拡大で
自由に旅ができるようになるには
あと何年もかかりそうだと思います。
それにウクライナ侵攻。
フィンランドも日本も隣国になる国だからです。
自由に安全に旅ができる時は
もっともっと後かもしれない。
でもそれならそれで
今からちょっとずつ旅貯金をしていったら
もしかしたらいつかガイド付きの旅が実現するかも。
明るい未来を夢見て
少しずつ希望を貯めていこう。
追記 2022・7・21
リンクから来てくださった方へ
イタリアで暮らすのそら
ではなく
リタイア生活を日本の田舎で送っているのそらです。
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