群ようこさんの
「贅沢貧乏のマリア」を読み返しました。
これ 文庫本を持っていたんですよ。
でも 今は見当たらない。
売ってしまったのかしら。
売った記憶はないけど
そうなのかな。
とにかく見つからない。
残念。
図書館で借りてきました。
どうしてまた読みたくなったかというと
「れんげ荘」の主人公キョウコさんの愛読書が
「贅沢貧乏」だったからです。
群ようこさんは
森茉莉さんが一人暮らしの手本だと言っています。
つまりは 群ようこさんの愛読書でが「節約貧乏」です。
「贅沢貧乏」から「れんげ荘」が生まれたのですね。
「贅沢貧乏のマリア」は
これを読むと森茉莉さんに興味が湧いてきます。
森鴎外の娘として生まれ
2回の結婚ののち
実家に帰るも その後 一人暮らしをする森茉莉。
この一人暮らしが なかなかのもの。
元々はお嬢様だからなのか
掃除や片付けが嫌いで部屋は捨てられないものがいっぱいだったとか。
森茉莉さんと
「れんげ荘」の キョウコさんの一人暮らしには
共通するところがあります。
どちらも節約生活だということ。
潔い生き方だということ。
そして
多分そんな生活に群ようこさんは
憧れているのでしょうか。
だから
「れんげ荘」の物語が生まれたのでしょうか。
お金がなくても日々の生活を楽しむとか
お金をかけなくてもできることとか
プライドを持って生きることとか
ワタシも すご〜く 憧れます。
憧れながらも その域に達するのは難しい。
目指すことはできる。
ちょっとずつでも近づきたい。
しかし なかなか無くならない物欲と所有欲。
「贅沢貧乏のマリア」も
持っていたのに 今ないとなると
また欲しくなってきました。
でも また本が増えるのもなあ。
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