ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

最後に食べたいもの「ライオンのおやつ」

 

小川糸さんの

「ライオンのおやつ」を読みました。

 

人生の最後を ホスピスで過ごす 雫さんが主人公。

 

ワタシは人生の最後をどこで誰と過ごしたいのだろう。

この本を読む前から

もし病気になったら

ホスピスみたいなところで過ごしたいと思っていました。

 

ちゃんと告知してもらえて

自分の判断がしっかりできる状態だったら

それも可能かもしれない。

 

しかし

もし 母のようにくも膜下出血とかで倒れたら?

自分で決めることができないんだなあ。

 

自分では大丈夫だと思っていても

いつのまにか認知症とかになっていたら

施設に入ることになる?

それを誰が手続きするの?

自分?

ということは

まだはっきりしているうちに手配しておかなくてはいけないの?

それをいつするの?

 

 

どうなるにせよ

もっと身軽になっておいた方がいいなあ。

 

命の期限を知ることは

しあわせなことなのか?

うん、知りたいなと思う。

そして安らかに天に上りたい。

 

 

ライオンの家では

緩和ケアを受けながら

最後の時を迎えることができるのです。

思い出のおやつをリクエストすることができるのです。

ワタシは何をリクエストするかな。

おやつでは思いつかないけれど

おにぎりかなあ。

炊き立てご飯をふんわり握ったおにぎり。

そしてパリッとした海苔を巻いて

具は梅がいいなあ。

 

 

 

 

 

印象に残った言葉

P13

空気がおいしい。

 

こんなふうに、空気を完熟した果物みたいにむさぼったのは、いつ以来だろう。

(海野 雫)

 

P21

私はもう、ここに来てまで「いい子」を演じるのはやめようと思った。

(海野 雫)

 

P67

「思いっきり不幸を吸い込んで、吐く息を感謝に変えれば、あなたの人生はやがて光り輝くことでしょう」

(シスター)

 

P185

ずっと目が悪くてよく見えなかった状態から、いきなり自分にぴったりのメガネを与えられた感じかしら。

(雫の母)

 

雫さんは しあわせな最後を迎えました。

ワタシも 景色の良いところで

穏やかな最後を迎えたい。

 

 

 

 

 

 

 

↓ ↓  いつもありがとうございます 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ   にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ   にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

  

PVアクセスランキング にほんブログ村