ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

この先には、何がある?

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群ようこさんの「この先には何がある?」を読みました。

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群ようこさんを知ったのは

本の雑誌」からでした。

そのころは椎名誠さんの本をよく読んでいて

「あやしい探検隊」シリーズと

「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」とか好きだったなあ。

 これも大好き。

なんだか新鮮だったのよね〜。

話し言葉のような文章が。

そしてこの椎名さんの自伝のような青春小説が

自由で奔放でうらやましかったなあ。

その椎名さん達が設立した出版社が「本の雑誌社」で

そこの事務員として働いていたのが群ようこさん。

その繋がりで 群ようこさんの本も読みました。

 

しかし

リタイアする前は

忙しさもあって あまり読んでいませんでした。

リタイア直前には「れんげ荘」シリーズを読んだけれど・・・

 

hinemosunotarifire.hatenablog.com

 

リタイアして

また 群ようこさんの小説やエッセイを読み始めました。

群ようこさんは ワタシよりも一回り上ぐらい。

でもエッセイの中では

書いている時期と出版されるまでの時間

そしてワタシの手元にやってくるまでの時間が

ちょうど時差のようになって 

今のワタシに重なり

ほとんど同世代に感じてしまい

勝手に親近感を持っています。

 

さて

「この先には何がある?」は

群ようこさんが

デビューしてからの40年を振り返る

自伝的エッセイです。

作家生活は

売れる時もあり

売れない時もあり。

税金に苦しんだり

時代によって校正の仕方が変わってきたり大変なんだな。

作家生活については 知らない世界だけれど

反対に

老化や介護の話では共感しながら読みました。

 

そして ちょっとした裏話も知れてうれしい。

やっぱり猫が好き」とか

かもめ食堂」とか

「れんげ荘」の話も出てきてうれしい。

「れんげ荘」は この話が受け入れられるか心配だったみたい。

今は FIRE なんて言葉も出てきて

「れんげ荘」のキョウコさんみたいな生活に

憧れる人がいっぱいいる。

でも ワタシはその中にいるからそう思うけれど

リタイア生活とか

アーリーリタイアとか

まだ 世の中の人から見たら 「わからない世界の人」

なのかな。

 

さあ ワタシの

この先には、何がある?

先のことは分からないけれど

今のところ あんまり心配してません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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