
新聞紙の回収日だったんです。
午前8時半までに回収車から見える場所に
新聞紙を束ねて出しておくと
回収してくれるので助かっているのです。
アパートの場合は1階に下ろして道路から見える場所へ置けば良いので
それも助かっていたのです。
この日は散歩に出るついでに
いつも置いておくところよりも
もっと道路側に持っていって置きました。
そのほうが回収してくれる人が
ラクをすると思いました。
でもいつも置いている場所にないと
気づかれないかもと心配しました。
それでもまあ回収車が通る道の歩道に置いて
散歩に出かけました。
近所のお宅も新聞紙を出してありました。
散歩から帰ってきた時に
やっぱり元の場所に置いておくかなあ。
と思ったけれど
回収する人がラクな方が良いかとそのままにしておきました。
そして
8時半も過ぎた頃
車の音がしたので外を見ると
ちょうどゴミ収集車が来たところでした。
その回収車はいつもワタシが新聞紙を置いているところをチラッと見て
バックをしていきました。
あれ?
もっと手前に置いていた新聞紙は回収されたかな?
ちょっと心配になって
そこを見にいくと
ああああ〜新聞紙がそのままです。
ああああああ〜回収されなかったあああ〜
でも あの角を曲がったところに新聞紙が出ていたから
そこで回収車は止まるはず。
ワタシ
新聞紙を持って追いかけました。
もう収集車は見えていないけれど
その角を曲がればまだいるかも。
珍しく走りました。
新聞紙を持って走りました。
角を曲がっていくと
散歩の時に見た新聞紙はもうありませんでした。
もうだめだあ
と思ったら回収車が方向転換しているのが見えました。
あっいたああ
まだ間に合うぞ〜
ワタシは追いかけました。
走りました。
回収車が止まりました。
そして車の中から手を振りました。
ダメダメって言っているのかな?
でもワタシが近くに行くまで待っていてくれました。
そして降りてきてくれたのです。
優し〜い。
ありがとうございます。
「違います。これ新聞紙の回収じゃありません。」
あっれ〜〜〜〜〜っ。
別の回収車だったみたいです。
新聞の回収車じゃなかったああ。
「あ〜そうなんですね。すみません。」
がっかりして帰ってきました。
でも今考えると
ワタシお礼を言ってなかったな。
わざわざ止まって降りてきてくれて
教えてくれたのに。
優しいなあって思ったのに。
ありがとうございましたって言ってない。
ごめんなさい。
お礼も言わずに帰ってきちゃった。
そして
束ねた新聞紙です。
気づかれなかったかあ。
もうご近所さんの新聞紙がないってことは
もう回収車は通ったってことよねえ。
あああ回収してもらえなかったあ。
でもよく考えてみれば
こんなに新聞紙の回収って早かったっけ。
とりあえず
今朝置いておいたところではなく
いつものところに置いておくかな。
そう思っていつもの場所にポイっと置きました。
あ〜あ、いつもと違うことしなきゃよかった。
部屋に帰ってきたら
9時前でした。
もう一度考える。
いつもはもっと新聞紙の回収は遅かったような気がする。
もしかして進行方向の左側にあるのを回収していっているのかも。
と するとまだワタシの新聞紙も回収される可能性もあるかも。
午後になってまだ回収されていなかったら
また部屋に持ち帰れば良いか。
しばらく置いておこう。
気になって車の音がするたびに
外を見てみる。
新聞紙はまだある。
あっ車の音がした。
外を見てみる。
新聞紙はまだある。
午後になったら取りに行こう。
洗濯したり片付けをしたりしているうちに
気がついたらもう午後になっていました。
窓から外を見ると
あれ?
新聞紙がなくなってる〜。
いやよく見えていないだけかも。
ベランダに出て身を乗り出して確認。
やったああ。
新聞紙がなくなっている〜。
回収されたんだああ。
よかったあ。
それにしても
ゴミ収集車を追いかけるってこと
ドラマの世界だけかと思ったら
ワタシもやっちゃいました。
これまた一人で勝手に心配して
一人で勝手にバタバタしただけだったんです。
いつもと違うところに置いたから気づかれないかも
ってワタシが心配しなければ
そこに置いてほったらかしにしていても回収されたのかもしれない。
自分で心配事を作り出しただけなんじゃないかな。
でもまあ
新聞紙は無事に回収してもらえました。
よかったあ。
久しぶりに走った〜。
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