久しぶりに晴れるとうれしい。
しかし寒い。
不思議なことに
同じ室温でもなんとかなりそうと思えるのは
春が近づいているからか。
明るいからか。
いやストーブの灯油が切れているからだ。
ストーブに灯油を入れるのがおっくうで
布団の中に潜り込んだままだったり
電気毛布の膝掛けを使ったり
それでなんとかなっている。
灯油をどうするか迷っている。
最後に灯油を買ったのは１２月末。
暖冬だったのもあって
今年に入ってからは灯油を買ってない。
あとちょっとだけ灯油が残っている。
多分 後１リットルぐらいかなあ。
もう少しあるかなあ。
それをストーブに移すのをやってない。
最後の灯油を入れて使い切るともう最後かなあと思っている。
やっぱりあと少し灯油を買い足そうか。
それとも買わないでおこうか。
そんなことを考えながら
数日
灯油が切れたストーブをそのままにしていた。
それでやっと 午後に
最後の灯油を全部ストーブに移そうとした。
電動ポンプで移すけれど
後 少し
チャポチャポと灯油が残っている。
それを全部入れたい。
使い切りたい。
プラの使い捨てコップがあったので
灯油缶を傾けてそれに出した。
ちょっとだけだと思っていたら
思ったよりも入っていて
プラコップに満杯になった。
漏斗（ロウト）でストーブに入れたいけれど
そんなものはない。
チラシを丸めて給油口に差し込んで
コップから注いだ。
無事に全部入れられた。
灯油缶は冬の間は玄関の端っこに置いていた。
狭い玄関がさらに狭くなるけれど
他に置くところが見つからなかったから
そこに置いていた。
その灯油缶が空になったから
玄関から洗面所の上の棚に移動した。
玄関がすっきりした。
これでまた寒くなるまではここは空いたままだ。
スペースが空いたのはうれしい。
ストーブの灯油は満タンにはならなかった。
半分ぐらいかなあ。
これで持たせようと思う。
新しい灯油は買ってこないことにした。
灯油缶もすっかり空にして
棚の上に持ち上げちゃったし
これで最後。
ストーブの灯油を使い切ったら
電気代はかかるけれどエアコンを使おうと思う。
それでいいや。
春がやってくるから
もう灯油は買わない。
朝夕 明るい時間が長くなってきて
暦では雨水から啓蟄に変わり
道端の花々もにぎやかになってきた。
最近
この春初めてのウグイスの声を聞いた。
もう上手になっていたから
ずいぶん前から鳴いていたのだろう。
春だなあ。
まだ寒いけれど
春を感じるようになったから
ストーブ生活もまもなく終わり。
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