ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

何をお探し? 悩みに最適な本を探してくれる司書さん 〜「お探し物は図書室まで」

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青山美智子さんの「お探し物は図書室まで」を読みました。

 

とてもとても優しいお話でした。

 

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図書室の司書さんが選ぶ本と付録が

そこを訪れた人の悩みを解き解いていくお話。

5つの章からなり

5人の悩める人々が

勧められた本と

もらった羊毛フェルトでできた付録に意味を見い出し

自分自身で人生を切り開いていこうとします。

それぞれの章の登場人物がちょっとずつつながっているのもいい。

とても温かくなるお話でした。

 

 

 

一章  朋香  

21歳 婦人服販売員

    もらった付録は フライパン

 

ぐりとぐら

 

働き始めたばかりの朋香さん。

自分の生活を大切にすることの大切さに気づきます。

 

 

二章  涼  

35歳  家具メーカー経理

     もらった付録は キジトラ猫

                                                                                                                                                

英国王立園芸協会とたのしむ 植物のふしぎ

 

 

いつか 夢を持っている涼さん。

夢に向かって歩き出します。

 

 

三章  夏美  

40歳  元雑誌編集者

     もらった付録は 地球

 

新装版 月のとびら

 

 

月のとびら

 

自分の仕事と育児に追われている 夏美さん。

自分のやりたい仕事にたどり着きます。

 

 

四章 浩弥

30歳  ニート

     もらった付録は 小さな飛行機

 

ビジュアル 進化の記録

ダーウィンたちの見た世界

 

 

就職はうまくいかずバイトも長続きしない浩弥さん。

新しい仕事を得て 自分の夢を再確認します。

 

 

 

五章 正雄

65歳  定年退職

     もらった付録は カニ

 

げんげと蛙

 

定年退職した 正雄さん。

これからの人生も残りものじゃない。

まだまだ人生を楽しもうと思えてきます。

 

 

 

 

 

この中に出てくる

司書・小町さゆりさんが選んだ本や羊毛フェルトの作品が

意味を持って

その人自身がよりい良い方向に進んでいくという

希望の見えるお話。

 

読んだら温かく元気になる本でした。

 

 

 

この本を読んで

素敵な言葉をたくさん見つけました。

それはまた別のページで紹介します。

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