
群ようこさんの
「サチコ」
を読みました。


55歳独身 本好き読書好き
両親が残してくれた1DKのマンションで一人暮らしのスズキサチコさん。
55歳で早期退職をしてしばらく過ごしていたけれど
その後スーパーでアルバイトを始める。
しかし人間関係からそこをやめ
次は自宅から近いという理由から食堂キングで働くことになる。
そこであれこれと経験していくというお話。
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早期退職といえば「れんげ荘」のキョウコさんも同じ。
でもキョウコさんは働かない。
サチコさんは働こうとするところがすごいなあ。
サチコさんは多分働かなくても暮らしていけるぐらいの余裕はあるけれど
それでも働こうと思ったのは罪悪感からと書いてあった。
そこがすごいなあと思う。
働こうと思うエネルギーがあるんだなあ。
ワタシはもうエネルギーがない。
人間で疲れてしまった。
いろんな人がいた。
ふとした時に心に浮かんできて今でもチクチクする。
あんまり関わりたくない。
できるだけ離れていたい。
関わりたくない。
だから今でも人混みにはいきたくない。
知っている人にも会いたくない。怖い。
だからワタシは基本引きこもり。
サチコさんはこれまで経験したことのない接客という仕事を始めて
少しずつ成長していく。
お客さんとも話せるようになってきた。
中には捉えどころのない人が出てくる。
どう関わっていけば良いのか。
この人はどんな人なのか。
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P288
「でもね、よかれと思って花にどんどん水をやると、根が腐るからね。」
(サチコさんのお姉さんの言葉から)
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サチコさんはもう肉親は兄と姉だけで
お姉さんとの関わりが復活してよかったと思う。
–
キョウコさんは家賃三万円のアパートに住み
サチコさんは家賃のいらない自分のマンションに住む。
働かないのも良いし
働くのも良い。
サチコさんは働くことで世界が広がったんだな。
キョウコさんとは別の生き方。
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