
群ようこさんの
「老いとお金」
を読みました。
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目次
貯金は苦手
本当のお金持ち
みじめとは?
実家を建てた顛末
身内とのトラブル
決着し絶縁
税金のための書類集め
生命保険解約
金銭問題解決
母のリハビリ病院
デイサービスから特養老人ホームへ
自宅で介護を決めた友人
訪問介護のすすめ
単身シニア女性のお財布事情
さて、自分はどうするのか
借金が平気な人
どこにお金を遣うのか
人とのつながりを大切にして、物を減らす
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ずっと前から読んでみたいと思っていたのです。
なぜってそれは
実家を建ててローンは払っているのに実家に入れないという
家族(母親・弟)とのトラブルについての顛末が
詳しく書かれてあるとのことだったので。
そんな話を他のエッセイでもちらりと見たような気がしたけれど
それについて詳しくは知りませんでした。
読んでみると想像していたよりもひどい話でした。
どれだけ家族(母親と弟)にお金をむしり取られたのだろう。
新築した実家の権利を三分の二にしたにもかかわらず
お金はそれ以上出したのに
なんと実家の鍵を渡してもらえず
一度も新しい家に入ったことがないという。
そして最後には弟と縁を切るところまで行ってしまった。
元はと言えば長者番付にのってそれが発表されたために
母親と弟は姉の群ようこさんを金づるだと思ったか?
お金が湧いてくると思ったか?
母親が姉(群ようこさん)にも弟にも都合の良いように言って
家を建てさせたみたい。
弟も実家を独り占めして自分勝手だと思う。
お母さんも
毎月仕送りももらっていたというのに
さらに家を建てさせて
子どもにたかるなんてねえ。
お金は人を狂わせるのかしら。
お金持ちになると大変。
でも
群ようこさんは貯金するよりも使ってしまうタイプのようで
着物をいっぱい買ったのですって。
それでお金はない。
なので実家のローンに追われて仕事をいっぱい抱えていたらしい。
とにかく
長者番付にのるぐらい税金をいっぱい納めて
その時はいっぱいお金があったはずなのに
実家を建てるお金を出したせいで
今はそんなに残っていないのだそうで。
でも群ようこさんはどうにかなるだろうってお気楽な感じ。
著書「れんげ荘」の
月10万円で暮らすキョウコさんとは全然違う性格だけれど
でもいざとなったらそんな暮らしも良いかぐらいに考えてる。
それに作家さんだから仕事に定年はないものね。
老後もお金を稼ぐことができるのは羨ましいような気もするけれど
働き続けるのは何の職業でも大変そう。
反対に
本当のお金持ちの人の話もおもしろかった。
お金に困らない人っているんだなあ。
家をポンと現金で買えちゃうのね〜
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さてワタシは?
家族はお金の面ではそれぞれ頼らずに生きている。
ワタシはもう仕事をする気力なし。
貯金は苦手ではなかったかな。
給料が入ったら
まずは貯金してから残りを使うタイプ。
家計簿をつけるのが大好き。
給料が上がっても生活費はそんなに上げなかったので
少額ずつ貯金もできました。
仕事をしている時には夏のボーナスは旅行にど〜んと使って
冬のボーナスはちょこっと使ってあとは貯金という感じだったなあ。
でも今は収入がないから
その貯金と退職金で生活しています。
36日制家計簿にして
自分ボーナスを1年に2回(時々1回)出すようにして
それでちょっと贅沢をするという生活。
今はその自分ボーナスは結局貯金から出すから
あんまり意味がないのだけれど
年金を受給するようになったら
また36日制家計簿が活きてくるのじゃないかと思う。
それまで貯金がもつ計算。
リタイアして5年目。
4年目までは生活費がだんだん減ってきていたけれど
5年目はこれまでよりも生活費が上がってきています。
目の病気がわかったことで
これから先
健康でなくなったら生活を楽しめなくなっちゃうと思って
あんまり我慢しないで過ごそうと考えたのです。
我慢しないでエアコンを使ったり
おいしいものや旬のものを食べに行ったり買ってきたり
前よりお金を使っているという自覚があります。
でもそれが家計簿で数字として出てくると
あれ使い過ぎじゃないかと
やっぱり不安になる。
使い過ぎると足りなくなる不安が出てくるし
使わなくて節約しすぎるのも嫌だし
難しいところです。
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