夏祭りがあるようで
花火も少し上がるようです。
今日は花火が上がるんだって。
見にいく?
と 母さっちゃんを誘うも
いや、行かない。
と断られました。
昼間でも出かけないのに
暗い夜に出かけるのはやっぱり危ないかな。
何年か前は二人で夏祭りに行ったなあ。
暑い中 花火を真下で見たのだった。
写真はその時のものか?
日付を見たら2017年になっていました。
今から7年も前でした。
リタイアしてからは
祭り会場の混雑を避けて
近くのコンビニで色々買って
駐車場で食べながら花火を見たのだった。
その後はもう夜に出かけたことはないかなあ?
だから花火も近くで見ることは無くなりました。
しかしかろうじて
ワタシの部屋の出窓のところから
遠くに花火が少し見えるときがあります。
だから時間になったら部屋から見ようかなと思っていました。
夕食は早めに済ませて
さっちゃんは もう寝る体制。
と 思ったらむっくりと起き上がりました。
花火はまだか?
えっお母さん 花火を見たかったの?
うん、花火はもうずっと見ていないから見たい。
まだ早いよ。
花火は9時前に上がるんだって。
まだ8時だからあと1時間ぐらいあるよ。
え〜まだ〜? 待ち長い。
どうやら待ちきれないようです。
10分ぐらいして
もう始まるんじゃない?
と さっちゃん。
まだまだ〜花火はまだよ。
いつもならもう寝ている時間。
それにこの夜は 眠剤も飲んでいたので
眠気との戦いもありながらとにかく花火を待っていたさっちゃん。
そんなに花火が見たかったの?
まだか?
まだか?
何回かそう聞いた後
まもなく花火が上がるかなという時に
さっちゃんはワタシのベッドの上に乗って
出窓のところに手をかけて夜の空を見ました。
部屋の明かりもテレビも全部消して待ちました。
二人して並んで夜の空の向こうを見ながら待つ。
しばらくして遠くの空が明るく光りました。
そして音も聞こえました。
しかしながらワタシたちには花火は見えません。
低い花火は見えないのです。
そしてやっと花火の頭が見えました。
ワタシは窓をあけました。
肉眼で見たかったのです。
見せたかったのです。
体をひねって横の方向を向いて
母の後ろから花火を見ました。
大きな花火は丸く その形を見ることができました。
遅れてくる花火の音。
何種類か違う形の花火が見えました。
よかったねえ。
今年も花火を見られたね。
見られたねえ。きれいだねえ。
立って見れば。よく見えるよ。
いや、落っこちそうで怖い。
しばらくして満足したのか
もういい。
さっちゃんは途中で窓際から離れ
ベッドから下りて
自分の布団の上に横になりました。
花火の方向は窓の正面ではなく横にあるので
体をひねって見なければならないので
きつかったみたいです。
眠剤のせいで眠いのもあったかな。
手が痛かった。もう疲れた〜。
久しぶりに花火を見た。
10分間弱の花火。
最後までは見れませんでしたが
さっちゃんも
今年初めての花火を見ることができました。
遠くの花火だったけれど
見ることができてよかった
夏の夜でした。
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