ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

理想の逝き方「さいごはおうちで」

永井康徳さんの

「さいごはおうちで」「おうちに帰ろう」

を読みました。

エピソードが ねこマンガで描かれていて

在宅医療・緩和ケアについて知ることができました。

 

 

 

理想の逝き方としては

前日までは普通に生活していて

普通に就寝して

朝 目覚めなかったというもの。

寝ているうちに逝ってしまったというのがいいなあ。

しかし

こんな理想の逝き方ができる人は少ないだろうなあ。

それに一人暮らしだったら大変なことになるなあ。

翌朝すぐに気づいてもらわないと…

(でもこの本の中には一人暮らしの方も

 最後まで自宅でという例も出ていました。)

そもそも最後まで自分の考えていることを

周りの人に伝えられるかっていうと

それはかなり珍しいことなのかなあと思います。

認知症になってしまったら?

ワタシの意志はどこにいくのだろう。

 

この本には

最後まで

「楽なように、やりたいように、後悔しないように」考えて

残される家族も後悔しないよう

患者さんの痛みや苦痛をとことん取り除いて

できるだけやりたいことを叶えてあげる様子が出てきます。

 

好きなエピソードは

余命1週間といわれた91歳の入院患者さんが

点滴をやめた翌日に

大きな声で大好物のソーダを飲みたいと言って

とろみをつけたソーダを口にして

そこからとろみ食からムース食へと食べられるようになって

退院して1年ほど自宅で暮らして

なくなる前日まで食事をして穏やかに旅立ったというもの。

 

「食べたいものを大きな声で言える人」は、

口から食べられる可能性を持っている

 

とのこと。

最後まで口から食べられるって幸せなことだと思いました。

 

 

亡くなる日まで自分らしく

こんな逝き方があると知れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓ ↓  いつもありがとうございます 

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