東野圭吾さんと言ったら
ガリレオシリーズとか加賀恭一郎シリーズとかマスカレードシリーズとかの
事件ものをよく読んでいました。
しかし今回読んだ「クスノキの番人」には 刑事は出てきません。
殺人事件も起こりません。
不思議な クスノキのお話。
とある神社にある クスノキの中で
新月と満月の夜に祈念すると長いが叶うという。
そのクスノキの番人を任された青年が
その真実にたどり着こうとする話でした。
途中までは
少し読み進めるのに時間がかかったのですが
後半は一気に読みました。
クリスマスの夜の場面
自然と涙が出てきてしまった。
出てくる人 みんなが
いい方向へ向かっていくようで
よかったなと思う最後でした。
「クスノキの番人」
最後はほろっとする
心が暖かくなる話でした。
悪人が出てこないのがいいな。
裏切りとか裏の顔とかない。
これも読後感がとてもよかった。
この話を読んで
エンディングノートのことが頭に浮かびました。
この世の誰かに
血のつながっている誰かに
自分の思いを伝えたい。
残しておきたい。
しかし
真っ正直に全ての思いが伝わるとしたら
それはそれで恥ずかしいし怖い。
考えてみればこのブログも
ワタシのエンディングノートのようなもの。
全てを伝えることはできないけれど
少しは思いを残すことはできる。
ワタシは
楽しく生きていましたよ
って知って欲しい。
エンディングノートの最初に
このブログ名を書いておきます。
毎日 しあわせでしたよ
リタイア生活を楽しんでいましたよって
伝えたい。
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