さっちゃん(母)は猫である。
猫だと思えば 腹も立たない なんて書いていましたが・・・
やっぱり 腹が立ちました。
出汁を 三たび捨てられたワタシ。
ほんと これ ショックですよ〜。
この出汁を使って 何作ろうかな。
おいしい料理 作りたいな〜
と 夢が広がっているわけです。
それが なくなっているわけですから。
そう、たとえばカレーを作っていて
あと、カレールーを入れて仕上げるだけにしていた
鍋の中身を
全て捨てられたのと同じぐらいショックです。
すき焼きを作っていて
さあこれから食べよう。
ああ、生卵を冷蔵庫から持ってこようと
生卵をとりに行っている間に
すき焼き鍋の中身を
全部捨てられたぐらいショックです。
ブログ記事を何時間もかけて書いて
長文ができて
いつもにもましてこれは傑作だという記事ができて
それを UPする前に
急にパソコンがフリーズして
記事が全部消えちゃったぐらいショックです。
前の晩から水につけていた昆布。
水出汁になってほんのり色がついているそれを
鍋に入れて加熱。
沸騰する前に 昆布を取り出す。
沸騰したら 大量のかつお節を入れ
火を弱めて2分加熱。
かつお節が沈んだところで こす。
これが一番出汁。
出汁をとった後の昆布とかつお節を
鍋に入れ水を入れて火にかける。
今度は沸騰してから五分ほど煮る。
仕上げに少量のかつお節を加える。
こした液体が二番出汁。
ここまでで既に鍋を2つとボール1つ使ってます。
ボールにとった二番出汁を鍋に戻す。
ガスレンジの上は 一番出汁と二番出汁の入った鍋2つになりました。
今度は 出し殻のかつお節をぎゅっと絞って
大皿に広げ 電子レンジで加熱します。
これは出し殻の水分を取るため。
乾いた出し殻かつお節をフライパンに入れ
しばらく炒った後
みりんやしょうゆで味付け。
煮詰めてパラパラの状態にします。
最後にいりごまを混ぜて
ふりかけの出来上がり。
ふりかけを作るために
ガスコンロの上の出汁鍋は一つ調理台の上に置きました。
しばらくすると
一番出汁が冷えたので
ピッチャーに入れてそのまま冷蔵庫に保管。
夕食を作るためガスレンジ上の二番出汁鍋は
調理台にうつします。
さっちゃんに声をかけます。
出汁をとったから
捨てないでね。
一番出汁の入っていた鍋は洗いました。
その鍋は夕食用の汁物を温めるために使います。
汁物は用意してあったもので出汁は使いませんでした。
夕食用の汁物とおかずが出来ました。
この時点で ガスレンジの上はいっぱい。
調理台に二番出汁の鍋。
夕食後
キッチンの流しには食器がいっぱい。
洗い物は さっちゃんの仕事なので
そのままにします。
朝食や昼食後の食器は
ワタシが洗います。
そうしないと次の調理ができないので。
阿部兄妹 金メダルの瞬間をテレビで見ます。
ああ よかった。
いい気分です。
珍しく さっちゃんが夕食後の食器を洗い始めました。
あら〜いい感じなんて思っていたのです。
いつもは眠くなって洗わずそのままにしていることがあるので。
その時は結局自分が洗うことになります。
(さっちゃんにも 何か仕事を任せた方が良いと思って
夕食後の食器洗いは 一応さっちゃんの分担にしています。)
キッチンは狭いので
さっちゃんが洗い物をする時は
調理台には近づけません。
さっちゃんは洗い物が終わり
また部屋にゴロンとなりテレビを見始めました。
ワタシもテレビを見ていました。
そうだった。
まだ二番出汁が調理台の上に残っていた。
どうしようかな。
二番出汁をピッチャーに入れて冷蔵庫に入れると
どっちが一番出汁か分からなくなるかな。
量もいっぱいだから半分は冷凍しようかな。
などと考えながら調理台を見ると
二番出汁の入っていた鍋がありません。
あれどこにやった?
ガスコンロの上にもありません。
あっ見つけました。
いつも収納してある場所に鍋はありました。
もしかして〜
鍋を持ち上げると
軽い。空っぽ。
あああ、やられた〜。
お母さん、この中の出汁はどうした?
また捨てたの?
あら、出汁だったの。
ごめん。
ちょっとは反省の顔。
もう、どうして捨てたの?
捨てないでねって言ったじゃん。
だってよごれていたから・・・。
また作ればいいじゃん。
確かに 鍋に 出汁をとった後の輪が残ってはいました。
でもたっぷり二番出汁が入っていたのです。
見たらまた間違うかもしれないから
ふたもしていたのです。
ふたがしてあったので
ふたをあげ
中身を確認して
これは要らないものだと
さっちゃんは判断し
中身を捨てて鍋を洗ったわけです。
怒りと言うよりも
脱力感です。
悲しみです。
ワタシが悪いのか。
こんなにも出汁を捨てられるワタシが悪いのか?
あああ
そうだった。
前回の出汁事件の時
ガスコンロの上の鍋の中身は
勝手に捨てないようにと
約束していた。
今回はガスコンロ上に鍋はなかった。
ああ、ワタシが悪いのか?
出汁を置きっぱなしにしていたワタシが悪いのか?
妹にLINEで愚痴をこぼしたら
紙で書いて貼っておきなさい。
と 前回と同じ反応。
いや そこまでしなくても
言っておけば大丈夫だと思ったんだよなあ。
まず紙を鍋に貼るのが嫌だ。
面倒くさいのもあるし
火の近くに紙があるのも嫌だ。
でもよく考えたら
鶏ガラスープ事件の時にも
スープとったから捨てないでねと言った。
言ったけど捨てられた。
あの時は怒りがおさまらなかったなあ。
ワタシが一番怒った事件だった。
この時は
言ってないからよ〜
とさっちゃんに言われた。
鶏がらスープ事件の後は
出汁を勝手に捨てられることは無くなったから
もう大丈夫かなと思っていた。
しかし 出汁事件は忘れた頃にやってくるのであった。
もしかして さっちゃんは
スープとか出汁とか
分かってないのか?
確かに
さっちゃんは出汁をとったことがない。
いや いりこだしはとっていたことがある。
かつお出汁とか合わせ出汁とか鶏ガラスープとかは
とったことがない。
見せたらいいのかも。
透明と言うか
色のついた出汁やスープを
見せたらいいのかな。
これがスープです。
何も具は入っていませんが
これは今から料理に使うものです。
捨ててはいけません。
出来上がった出汁を見ていないから
鍋に入っている出汁を見ていないから
それを見た時
料理の後の残り汁だと思うのではないか。
よし
今度は出来上がった出汁を見せよう。
これで解決するのかなあ。
洗い物をしていると
どんどん
全部を洗いたくなってしまうのも考えられる。
この前だって
テーブルに置いていた飲みかけの麦茶の入ったコップを洗われた。
いっぱい入っていてまだちょっとしか飲んでいなかったのに
コップの中の麦茶は捨てられて
コップは洗われた。
こっちか?
入っているものを捨てて洗いたい病か?
全てのものを洗いたい病か?
よし 出汁をとった時に
さっちゃんが洗い物を始めたら
出汁の入った鍋を避難させよう。
対策はこれぐらいかな?
鍋だ。
出汁を取るのに使う鍋は2つあるから
その2つの鍋に入っているものは全て捨ててはダメだと
インプットしよう。
やっぱり
張り紙作戦か?
そうだ
前もって 張り紙を準備しよう。
紙だとすぐなくなりそうだから
段ボールに「捨てるな!」と書いて
鍋の棚に一緒に入れておこう。
そして
出汁の鍋の上に「捨てるな!」カードを置こう。
結局これが一番かな。
そうだ
そもそも出汁の入った鍋をそのままにしているのがいけない。
出汁を取ったら速やかに保存容器に入れよう。
これぐらいかな。
ああ 認知症。
始まったのか?
始まっていたのか?
最近 寝てばっかりいる。
起きてきてもリビングで寝ている。
足が痛いと言って 運動しなかった。
夕方涼しくなってから散歩に行こうと誘うと
嫌だと言って行かない。
(結局 ワタシも出ない。)
やはり
運動しなくては。
母も子も。
さあ
対策は立てました。
もう もう 出汁事件が起こりませんように。
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