ひねもすのたり リタイア生活〜衝動的早期退職ひとり

衝動的に早期退職を決めてしまった。2021年4月リタイア生活開始。

さっちゃん事件簿1 一番だし事件

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さっちゃん(母)の好きな仕事は

洗い物。

お湯をじゃぶじゃぶ使って

洗い物をしてくれます。

一応 洗い物はさっちゃんの分担になっています。

でもさっちゃんがやりたい時に

気が向いた時にやるので

台所が片付いていないこともあります。

リタイアして私も時間に余裕ができたのと

片付いていた方が気持ち良いので

ついつい自分でやってしまうことが多くなり

さっちゃんの仕事をとってしまう事になるにではと

思うこともあります。

できることはやって欲しいし

さっちゃん自身が家事をしている

役に立っていると感じて欲しいのもあります。

 

hinemosunotarifire.hatenablog.com

 

さて

ずいぶん前のことですが

私が激怒した出来事があります。

 

その頃 私は出汁(だし)をとるのに凝っていました。

それまではだしの素とかでごまかしていたのに

一度ちゃんと出汁をとったら

とってもおいしい料理ができたんです。

出汁でこんなに変わるのかと感激しました。

実家では昆布と鰹節でだしをとることはありませんでしたから

こんなにおいしい出汁が自分で作れるのかと感動しました。

 

      

 

その日も

昆布と鰹節で一番だしをとった後

もったいないから 二番だしをとって

それでお味噌汁を作ろうと思いました。

一番だしは 鍋に残したまま

二番だしをとった鍋でお味噌汁を作りました。

一番だしは 冷やして

茶碗蒸しやお浸しに使うつもりだったのです。

あら熱がとれるまで

一番だしは鍋に入れたままにしておきました。

 

ここで事件が起こります。

珍しく洗い物に早く取り掛かったさっちゃん。

機嫌良く洗い物をしてくれて助かります。

私がトイレに行って帰ってくると

一番だしの鍋がない。

「あれ?ここにあった鍋、どうした?」

「洗ったよ。」

「えっ、中のだしはどうした?」

「捨てたよ。」

ええええっ〜〜お母さん、あれはだしで今から使うやつだったんだよ。

なんてことを。

 

さっちゃんは

味噌汁の鍋は料理だと思い

だしが入っていた鍋は料理後の残り汁とでも思ったのでしょう。

大事な大事な一番だしを流しに捨ててしまったのです。

がっかりして

そして激怒しました。

怒りはおさまりません。

しかし 怒りをどこに向けようもありません。

 

ああああ〜〜〜〜悲しい。

流したものは元に戻りません。

キレながら

あれは一番だしだったんだよと説明する私。

一番だしを使っておいしいものを作ろうと思っていたのに。

残念でたまりません。

 

ほんと怒りと脱力感で

がっかりぐったり

エネルギーを使ってしまいました。

 

なんと

それが2回ありました。

 

2回目なんか

 

「言ってないから」

と言われる始末。

 

勝手に捨てるな〜。

 

もちろん

それからは

「これは出汁だから勝手に捨てないでね。」

と言うようになりました。

 

だし

自分で作るとおいしいですよね〜。

 

 

リタイア生活に入ったのだから

また だし生活 やろうかな。

実は 万能だしのだしパックが切れそうになって

久しぶりに 昆布と鰹節で出汁をとったところでした。

「これは 出汁だから 捨てないでね。」

しっかり さっちゃんに伝えました。

出汁は無事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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